Sky High Mountain Works productions

ペツルの驚くべき最新テクノロジーが搭載されたヘッドライト PETZL/NAO

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今回のUTMFでペツルの輸入元であるアルテリアさんから、日本ではこの夏から展開予定の最新テクノロジー満載のヘッドランプNAOを使わせていただいた。








詳細の機能などはこのカッコええ動画を観ていただければ一目瞭然だが、実にペツルらしい大変スマートで使い易いヘッドライトであった。

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今後、現行のMYOシリーズの後継になっていくかどうかは分からないが、今の所、ヘッドランプの中ではかなり高価な部類になるので、おそらく、MYOとこのNAOはペツルのヘッドライトの中ではうまく住み分けがされるはず。

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最大のウリは、動画でも分かる通り、 REACTIVE LIGHTING という、頭を動かして対象物などを照らすだけで、自動でライトの明るさを調節する機能。上部に取り付けられた光センサーにより、周囲の光を解析し、光量とビームパターンを瞬時に自動制御して、必要な光を照射してくれる非常に利口な機能。

今回のレースだと、地図を見る時や携帯食を食べる時など、近くの物体を見る時には光量を抑えて幅広く照射する。

ジョグやランニング中に真っ直ぐ前方を見る時は、前方の木々や岩などが見えるように中程度の強さの光を幅広く照射。 ただ、かなり混雑したトレイルで、ライトを付けたり、リフレクター素材の多いウェアを着ているランナーが前方に連続している場合は、その光量を感知してしまい、自分くらいのスピードで走る分には気にならなかったが、暗くなったり明るくなったりすることがあった。

また、誰も前にいない長いトレイルや、物音がした方向を見たい時、レースマーキングがしばらく無いなと思った時など、頭を上げて遠くを見る時は、強過ぎる位の最大335ルーメンの非常に強い光をフォーカスして照射してくれる。

このREACTIVE LIGHTINGという自動調光機能は、今回ホンマに使えるんかな?と正直あまり期待はしていなかった。前回のMYO RXPでの電子制御機能は確かに賢い機能ではあったが、あまりにもバッテリー寿命が短か過ぎた。いくら明るくても、短い時間であれば、本番のレースや山行ではあまりにも使えなさ過ぎる。今回のテストで一番気にしていたのが、バッテリーの寿命であったのだが、結果は全然OK!換えバッテリーもお借りいただけたのだが、一晩であれば結局、全然使用しなかった。

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ボタン操作より分かり易く、走りながらの操作が非常に楽チンなロック機能付きのON/OFFスイッチがまた使い易かった。このスイッチを一回ひねると、レベル1という最大光量355ルーメンの5時間ほどバッテリーがもつモードで、続けて二回スイッチをひねると最大98ルーメンのレベル2というモードとなる。

今回のレースではレベル1の355ルーメンはあまりにも明る過ぎてほぼ出番無し(笑)レベル2でもほぼ100ルーメンなので、このジョグペースのレースであれば全く問題なしの光量。夕方18:30頃より使い出し、途中、ロードなどは星を見ながら走りたかったので、ライトを消したりしていたが、結局朝方4:00過ぎの夜明けまでバッテリーがもち計9時間位のバッテリー寿命の計算になる。ペツルが発表しているレベル2の照射時間が8時間となっているので、途中、消したりした時間を考えるとほぼ正確な照射時間と言える。

まとめてみると、コレはホンマにヘッドライトの「革命」と呼べるのではないだろうか。レースではジェルを飲んだり、地図を見たり、細かい動作が長いレースになればなるほど、非常に億劫になってくる、もちろん、ヘッドランプの光量調節やスイッチのON/OFFもしかり。明るいライトで照らされたエイドに入った瞬間や、他選手と面を向かって話す時、地図を見る時など、その場の状況に合わせてビームパターンを瞬時に自動で調節してくれて、スイッチ操作をしなくていいのはホンマに楽チン。

結果、面倒なスイッチ操作を最小限にしてくれ、思考回路が働かないランナーのライト操作を自動でやってくれる。そして、今まではそれだけの制御機能なんかが働くとバッテリー駆動時間がおそろしく短かったが、このNAOは嬉しい事に電力消費の効率を高め、結果として照射時間を長くするという非常に省エネなライトとなっている。

一番個人的に嬉しいポイントとしては、重さ175gという軽さ!355ルーメンでこの軽さはあり得ない。しかも頭へのフィット感が非常に素晴らしい!超長時間の使用でも全くストレスが無かった。

非常に夏の発売が楽しみであるが、唯一のデメリットがその価格(笑)USAでは175ドル、日本ではリチウムバッテリーの輸入の関係上、20,000円前後になるよう。確かに高価なヘッドランプにはなるが、これで昼だけのトレイルランニングだけでなく、より緊張感や疾走感が増すナイトランニングの楽しみが広がるのであれば高い金額ではないだろう。この金額の元が取れるだけの回数を山へ出かければいいだけです(笑)確かにレースのみでしか使わないのであれば、これだけの金額を支払う必要はないが、自分は個人的に夜の山を走るのも好きなので、よりナイトランニングが楽チンになるのであれば買いかなと。

ただ、現在、Black Diamond/Iconの最大200ルーメン&75時間バッテリーというのがあまりにも機能やコストパフォーマンスが素晴らしいので、なかなか難しい選択かもしれない。ナイトランニングの回数が少ないのであれば、このアイコンで十分。ライトマニアさんや(笑)レースに気合いを入れている方、トレイルランニングに生き甲斐を感じ山に全てを捧げている方、少しでも軽量化や快適性、明るさを求めるのであればこのNAOはマストバイです!もちろん、トレイルランニングだけでなく、低温化で力を発揮するリチウムバッテリー仕様なんで、スピードアルパインクライミングやバックカントリーにかなり使えるはず!ホンマに革命的ライトではないかな。

日本での発売は高価で特殊なジャンルになるので、おそらく予約先行販売という形で近日中に発表されるよう。詳細がわかれば、またお店のブログにて発表します。もちろん、Sky High Mountain Worksでは販売します(笑)関西でうちで売らねばどこで売る?ってなアイテムかなと(笑)興味あれば、またお店で聞いてくださいね。アルテリアさん、ありがとうございました!!!
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by skyhighmw | 2012-05-24 11:11 | Comments(0)
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