Sky High Mountain Works productions

Colorado Summer USA Trip -Telluride Mountain Run- 2013/08/09-10

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今回のUSAトリップ最後のお楽しみはコロラド州Tellurideで開催されるトレイルランニングレースTelluride Mountain Runに参加すること。





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レースは土曜日の朝からスタートなので、前日の午後にゆっくり現地入りした。Telluride(詳細はコチラ→)の街は、街自体が標高2,600mを越えていて、冬は完璧なるパウダースノーリゾートとなり、春から秋にかけては、多くのトレイルや岩山でMTB、ハイキング、トレイルランニング、クライミングと多くのアウトドアアクティビティができる素晴らしいアウトドアエリア。また、多くのジャンルの音楽フェスティバルも開催されていて、一年中リゾートエリアとなっているよう。着いた日も道路からトレイルに颯爽と走り抜けていくバイカーを見かけた。

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前日はTellurideの街散策。なんと!Patagoniaのリテールストアもあった。レースは老舗アウトドアショップJagged Edge Mountain Gearにて、ビブや参加賞を受け取りに行って、名前をチェックするだけのシンプルな受付。ショップのオーナーやスタッフの人たちも気さくでかなりええ人やった。このレースディレクターであるMontrailアスリートのDakota Jonesももちろん受付にも立っていて、昨年のOutdoor Retailer Showで会った自分の事を覚えてくれていた。

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Tシャツは欲しい人は購入するというかたちだったが、drymaxの新作ソックス、TMRのロゴ入りMHW/coolQバイザー&バンダナなど豪華な参加賞だった。

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コース的には40マイルなので64kmで累積標高は4,000m!まず、スタート地点のTellurideの街が標高2,600mでスタートして、一気に3,900mまで登ってから、今度は500mほど下って、また4,000m近くの最高地点まで上がって、一気に1,200mほどのダウンヒル!これでやっと27kmほどしか進んでいない(笑)ここまでで十分ハードなレース展開。そこから先も、また3,900m地点まで登って、一気ダウンヒルをしてのまた登っての繰り返しの何とも激ハードなコース展開(泣)

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夜は地図と睨めっこして、装備を今一度考察。結局、装備はこんな感じになった。この時期のコロラドは気象条件が厳しく、午後になると必ずと言っていいほど天候が崩れてサンダーストームとなり大雨になるので、レインウェアは必須!しかも、富士山より高い4,000級の山を登ったり降りたりするので、自分はいつものミニマル装備から初めて訪れる山装備となっていた。この他に救急キット、Finetrack/Activeskin Long SleeveやTerranova/Top Bagなどをパックの中に入れていった。最後まで迷ったポールだが、結局、激登りも多いということで、Black Diamond/Ultradistanceも使用した。

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レース当日はAM7:00スタートなので、自分は1時間前位に宿泊先からスタート地点に到着したが、その頃はまだスタッフもまばらなほど(笑)20分前位から参加者が集まってきて、スポンサードのコーヒーやクリフバーなどが食べれるようになっていた。

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どんどん人が集まってきたが、靴好きとしてはついつい皆何を履いているのか気になってチェックしてしまう(笑)SHMWでもお馴染みのシューズが、スポーツメーカーのランニングシューズが多く台頭している中、ここでも多く履いているのが嬉しい。

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何か、一人だけスラッと背が高くて速そうなオーラを出していたので、写真を後ろから撮っていたが、実はこのレースをダントツトップで制した27歳のPaul Hamiltonというランナー。このハードなコースをMT110でこの装備で、しかも途中、4,000m級の山をほぼ裸族で走っていた・・・マジ強過ぎる(笑)

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簡単なレースブリーフィングが行われて、だいたい5分前位からラフにスタート地点に並び出すのがUSA流レース(笑)さー、いっとこか!ってな感じでAM7:00一斉にスタート!

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スタート地点からはTelluride Ski Areaの登り坂をひたすら1,200mの標高差を登る。実は、このTelluride Mountain Runは二つのカテゴリーがあって、自分が参加した40マイルトレイルレースの他に、このスキー場をひたすら登り続けて、またダウンヒルする8マイルのヒルクライムレースも同日開催された。

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スキー場を登り詰めたらてっぺんに水だけのウォーターエイドがあったが、自分はハイドレーションにバッチリ1.5ℓ入れていたのでスルー。

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そして、ココからの3,900mほどの標高のセクションが実に素晴らしい景色だった。途中、500mほど下って、また登り返したりするのだが、そんな辛さも忘れるほどテンションが上がる(笑)

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ほぼ4,000mの最高到達ポイントからは、ひたすらダウンヒルが待っている!

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こんなダイナミックな景色を見ながらのダウンヒルなので、もちろん最初はずっと続いてーって思いながら下っていたが、1,200mの高低差の一気下りはそうは甘くなかった(笑)もういい加減に勘弁してーってな感じに後半は気持ちが下降気味↓(笑)しかも、この下った分だけ、また後で登らなければならないって思うと・・・

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長い長いダウンヒルが終わり、やっと27km地点のエイドステーション&ドロップバッグポイントに到着。前日、預けたエナジージェルを補給したり、幾つかの雪解け水の徒渉ポイントで濡れたソックスをまだ先は長いので交換してリフレッシュした。ただ、結果はすぐにまた徒渉ポイントで濡れたのでdrymaxだったら、用心して着替えなくても良かったかなと(笑)

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嫁さんがここのエイドで応援してくれていたが、ゆっくりしてられないので次のポイントへと進む。ここからの37kmが正念場といったところで、また4,000m級の山をここから一気に登っていかなければならない。

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林道や激登り、このレースのために切り開いたマニアックなシングルトラックをどんどん登っていく。

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昔の廃鉱跡やスゴい景色を見ながらひたすら進んで行くが、走れる登りである意味かなりキツい。

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このどこまでもひたすら続く林道がキツかった(泣)

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そして、午前中はあんなに雲一つない良い天気でもしかしたら、この日は雨なしのラッキーdayと思っていたが、標高が3,500mを越えた位から雲が急に出て来て、あっという間に雷がそこらじゅうに鳴り出した(泣)やべえーーー持っていたポールも落雷にが落ちたらヤバいのでできるだけコンパクトにして折り畳んで手に持って進んだ。

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ついに雨が降って来て風もかなり激しくなり、雨から痛いヒョウに変わった。レインウェアを着て立ち止まっていると、周りにいた数人のランナーもいなくなっていた。やっと、フラッグのある3,900mの二つ目の最高地点に到着したが、そこはガスガスで視界は10mもない。この標高でこの天候はないやろーとボヤキながらも遭難しないように目印となるピンクテープを手がかりに、次は標高を落としていく。全くまわりに他のランナーはいなくなり不安が・・・日本のレースとは異なり、マーキングのテープの間隔はかなり長いので、走っているとホンマに正解のトレイルを降りているのかがかなり不安になる。もちろん、この辺りからは写真なんか撮っている暇はないマジモード(泣)

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やっと標高を落として降りて来ると、雨も小降りになり走り易い素晴らしい森の中のシングルトラックとなった。

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どれだけアップダウンの続くトレイルを走っただろうか?やっと、49km地点の最後のエイドステーション&ドロップバッグポイントに到着した。ここで最後のエナジージェル類をパックに入れて、Vespa Hyperなどを投入してパワーアップして出発!

ただ、またこの辺から激しい雨が降り出して、SHMW/Minimalist Shortsも着なくてはいけないほどの大雨になる。しかも、あとコースの距離は残り15kmほどなのに600mの山をもうひと山登って、また一気にくだらなくてはいけない。

ここからも、もちろん写真など撮っている場合でない大雨でトレイルは川になりグショ濡れ状態で笑けてくる。ただ、ひたすらゴールを目指して進むしかない。

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最後のスキー場の長い下りは多くのランナーは膝が終わったりしていて、スピードが遅くなっており、先ほど抜かされたランナーなどを多く抜かして、最後の力を振り絞り自分的に爆走した。10時間もの間、近いレベルの多くのランナーと共に抜きつ抜かれつと走っていたが、ついに長い旅が終わろうとしていた。

スタートから10時間30分ほどでゴール!次々とゴールする同志のランナーと共にハグしたり握手したりとお互いの健闘をたたえ合った。

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後で知った事だが、前半から、ほとんど同じペースで走って、抜いたり、抜かされたりして、最後で何とか振り切ったこのスーパーおじさまが、実は以前Tetsuroから聞いていたRoch HortonというSalt Lake City在住のウルトラランナーであった。

いったい、トップは何時間で帰ってきているのだろうか?何気に気になる順位やリザルトだが、張り出しはしないようだ(笑)この辺のラフさがある意味ええ感じ。

表彰式もあるので、Finisherに振る舞われる温かいスープやハンバーガーなどをいただき待っていた。レインウェアも着ていたが、さすがに身体が冷えて来て寒い寒い。早く、宿に帰って熱いシャワーを浴びてベッドに横たわりたい・・・

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トップはこのPaul Hamiltonで6時間53分という驚異的な記録!?意味分からん速さ過ぎる・・・

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自分はなんと!一番遠いとこから来たで賞テキなものをいただき、Tellurideローカルアーティストの描いた貴重なTellurideのOld Townの絵をいただいてしまった!!!

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日が長いので表彰式のPM6:00でもまだまだ明るいので助かるが、ふと走ってきた山を見上げると一面雪の銀世界!?この季節にこれだけの雪が降るのは珍しいらしく、周りの人たちもCrazy!を連発していた(笑)この雪山状態でも、まだまだ山からゴールしてきていないランナーはいるようだ。関門はPM11:00なので、まだまだ暗くなっても走っているランナーはいる。ぜひとも、無事にゴールしてほしい!

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表彰式も終わり、とりあえず寒いので宿泊先のロッジに帰って熱いシャワーを浴びて何とか復活!落ち着いてから、PM10:00頃に自分のドロップバッグを受け取りに行ったところ、ちょうど最終ランナーがゴールして盛り上がっていた。これで全員無事に何事も無く帰還した模様で一安心。オーガナイザーのDakotaも気が気で無かったろう。

翌日の朝一には飛行機で日本に帰国しなくてはいけないので、すぐには寝られない(笑)タイトスケジュールであるが、日本に帰るまでがレースのようなもの(笑)夜は荷造りをしてから、爆睡して、翌朝旅立ちましたとさ。

数日後にレースのリザルトが出ていたが、結局、60人ほど出走して30位という結果。装備にしてもスピードにしても、だいぶ、構え過ぎたんかな。疲労は64kmにしてはなかなか相当なものだったけど、まだまだ追い込みが足りんかったかもしれない。まだまだ修行がホンマに足りませんな・・・アメリカンはホンマに強い!特に、今回、女子が自分の上に4名もいたのには驚き。有名なツヨツヨDarcy Africaさんは置いておいても、ホンマに女子の強さがハンパない。また、男女共同じ40台の同年代の強さがヤバい!自分もまだまだ頑張らないとアカンっすね。

リザルトはコチラ→

ローカルレースの運営も見させてもらって、フラッグの立て方や距離、スタッフの配置、受付、スタート&ゴールの会場などいろいろな部分でかなり勉強させていただいた。自分が目指すレースもこういう主催者とレース参加者が一緒になってラフで楽しめるものである。素晴らしいレースをありがとう!!!

Thank you very much Dakota and Reece and other crew,volunteer!!!
I had a great time at the Telluride Mountain Race.

photo courtesy of TMR Crew

最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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by skyhighmw | 2013-08-30 01:46 | USA | Comments(4)
Commented by じゅん at 2013-09-12 16:55 x
タクさんのアメリカレースリポート拝見しました。いつものことですが、写真が良いですね。コースの良さ(色んな意味で)がビシバシ伝わってきます。無い物ねだりはいけませんが、日本のレースには無い最大の魅力かもしてません。それにゆったりしたレース運営。こんな感じのレースが日本にも沢山あれば、もっと馴染めるのに。
Commented by skyhighmw at 2013-10-09 15:13
じゅんさん いつもありがとうございます!少しづつですが、日本でも良い意味でローカルの雰囲気抜群なレースができていますよね!きっと、これから、レースももっともっと細分化されて、自分ら好みのスタイルのレースも多くなっていくと思います。そうそう、ぜひ一度アメリカのレース出ることを強くオススメします(笑)
Commented by Tetsuro at 2013-10-17 10:18 x
こんにちは!
今さらながら改めてレースレポ拝見しました!!
いやぁ見るからにしてキツそうですね~しかも、石鉱跡などいかにも
コロラドっぽい感じ~
しかも、アメリカのウルトラランニングのレジェンドRochと走っていたとは!!!!!!!!
Commented by skyhighmw at 2013-10-22 00:06
Tetsuroまいどです!いやー、コロラドは標高高い山が多いのでハードコンディションになるレースが多いやろね。毎年、コロラドは行きたいもんだね。14ers登りまくりたいわー。
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