2013/11/20 Mountain Running around Mt.Kikusui and Life style of Mountain

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今回は神戸市北区の山の探険へ!北区には鈴蘭台という「関西の軽井沢」をキーワードに昭和初期から開発されていった阪神地域のニュータウンがあるのだが、SHMWのお客様が実はこのエリアから来られている方が多く、みんながどういう山をホームにして楽しんでいるのか非常に興味があった。自分もトレーニングで六甲全山縦走路はよく利用させていただいているのだが、どうしてもその時はサッと通り抜けてしまうので、奥の山やマニアックなトレイルまで行ったことがなかった。





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電車で鵯越まで行き、そこからはいつもの縦走路で菊水山の登山口へ向かう。この辺はどのシーズン走っても実に快適で走り易い!

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縦走路から外れて、お次は巨大な石井ダムへ!しかし、人間はスゴいものを作るもんだ。自分が関西に来た時はずっとこの辺は工事中だったのだが、平成12年の12月に着工したらしい。この石井ダムは、六甲全山縦走路に近接するという立地条件を生かし、ダムの堤体に多目的ホールや展望台として開放するなどレクリエーションの場として整備している。目的に「レクリエーション」を掲げているダムが全国に3例あるが、そのうちの一つらしい。

かなりの税金がかかるであろうし、ありのままの自然を守るということであれば多くの人が反対したはず。現在はこうなってしまったのではあるが、この先は、市民がこういう施設を利用して、それをきっかけに深く自然の素晴らしさを感じてもらい、人間の生活において「開発」を利便性ばかりを追ったものにせず、どういった形がミニマルで適正であるのかを考えていくしかないであろう。これから重要になってくることは、日本の社会は、いかに自然と共存していくかの「ライフスタイル」であろう。この自然との関わり方を個人個人が強く意識していき、自然の有り難みが分かってくれば、地方の方々や企業や会社などの都市部への流出が少なくなるだろうし、東京や大阪などの大都市集中型の社会にならないはず。地球へのインパクトや環境問題も少なくなる。もちろん、日本だけでなく世界的にみてもアジア諸国なども同じ事が言える。

自分がこのアウトドア業界でできることは、やはり大きな事は一つしかない。みなさんに自然の素晴らしさを知ってもらい、アウトドアでの遊びを好きになってもらう。流行ではないみんなのライフスタイルになっていただくためのHELPをすること、真の山好きをどれだけ増やすか。この北区にしても、どれだけの人たちが、不便で何もないから、仕事がないといって、都市部に出て行ったか?そういう方々も、きっとこの自然に恵まれた非常に良い環境を、何気ない散歩やハイキングに始まりアウトドアの楽しさを知り、アウトドアを日常に取り入れたライフスタイルを実践していけば、どれだけ日々の生活にメリハリができ、多少、仕事への通勤時間が増えようが、そのアウトドアを重視したライフスタイルを選び、少しでも山に近い場所で暮らしていくに違いない。そして、そういうライフスタイルを送っていくセンスの良い方々が自然に集まっていき、良い雇用も生まれ、より住み易い、それこそイケてるコミュニティができ、アウトドアを中心としたヤバい街が出来上がるはず。自分は山と海に囲まれた日本はそういった視点で見ていると、そんなエリアが沢山できていく可能性が十分にあると思っている。

皆さんのアウトドアへの意識改革、そして、それを手助けするアウトドア&スポーツ業界がビジネスに走り続けるのではなく、如何に本気で日本国民をアウトドアを日々の生活に取り込み、山と海に囲まれた自然豊富なこの日本を再発見し、ライフスタイルとして日常を楽しく生きていくかというモチベーション作りをHELPする、いやリードしていくかが重要なのではないかと思う。会社入って、社会に出て行く人間生活も、何も都会でなくてはできないことはある訳がない。もちろん、雇用問題が一番深刻であろうが、この辺も日本国民がどれだけアウトドアとのライフスタイルが好きになり、日々の生活にこういうライフスタイルをどれだけ優先するかできっと変わっていくはず。もっと、もっとみんなで近場でいいからアウトドアへ飛び出そう。そこから日本はきっと変わっていくはず・・・

ヤバい。気がついたらこんなに長文!?まだ、全然フィールドレポ書いてない(泣)それだけ、ここ六甲山に人間と自然の共存というこれからの日本に重要なキーワードがある気がしてならない。今回の芦屋川界隈の他エリアに来て深く思ったこと。

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急な階段が続くダムを、ひたすらトレーニングがてらに走り登ると、快適な舗装路沿いに、クライマーには有名な妙号岩が出て来る。

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「南無阿弥陀仏」の妙号は1.2メートル角の大きさで、約150年程前の江戸時代に、旅人の安全を祈った僧により彫られたものらしいが、ホンマに人間ってスゴい事をやるもんです。

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クライマー的には、一番この妙号岩が気になっていて、まずは前ノ壁と呼ばれている壁を登る。とりあえず偵察でクライミングシューズは持ってきてなく、トレイルランニングシューズなので無理せず簡単なラインでスクランブリング!しかし、高度感あってオモロ過ぎる!

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対岸にはこれから行く予定の菊水ルンゼ&菊水山山頂、そしてすぎ横には帰りがけに登る予定の妙号岩の中ノ壁と奥ノ壁が見える。

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妙号岩のルートを二本ほどスクランブリングで登り、トップまで登り詰め、次は北区トレイルランナーのホームエリアとも呼べるイヤガ谷東尾根周辺のトレイルを調査。君影町まで行ったり、森林管理道を走ったりしてみたが、距離はそう長くは取れないが実に快適なトレイルで、日頃のアウトドアのトレイルライフスタイルには正にピッタリのエリアだった。確かに、このクオリティであればこの辺の山好きランナーはみんな走りに行くね。納得っす!!!

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イヤガ谷東尾根周辺トレイルを楽しんだ後は、妙号岩へ戻ってきて奥ノ壁スクランブリングへ!このトップからの景色は絶品なんでランチ休憩にはもってこい。芦屋ロックガーデンや荒地山同様、自分も北区に住んでいたら間違い無く、この辺の「主」になりそうだね(笑)

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奥の壁、中の壁にて二本ほどのルートを快適に登って、妙号岩偵察は終了。次回は命がヤバいので、まずはロープを使いながら遊ばせていただこう。ロープクライミングなど初めてクライミングをやるのにかなりBESTな岩場!

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菊水ルンゼにて菊水山頂を目指す!水量は少ないので、沢登りというかかなりクライミング的に高度を稼いで登れるのでオモロい!ただし、通常のクライミングと異なり、水流で磨かれたホールドやスタンスばかりなので、シューズのグリップは当てにせず、体重移動をきちんと意識して登らないと滑落事故になりかねない。ゆっくり確実に行くことをオススメする。

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対岸の妙号岩から見えたこの展望岩に行きたくて登っていったのだが、そこから山頂までの道程が最短のテープマークは無く、ワイルドな薮漕ぎオリエンテーリング状態でオモロかった(笑)

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菊水山頂からは、降りて登って各自トレーニングで鍋蓋山へ!

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再度公園は紅葉がお目当てだったのだが、あと一週間後位が見頃かな。それでも、もみじはきれいな赤になり気持ち良い紅葉狩りができた。

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木の樹皮が天然のカモフラ!?このパターンで生地をプリントしたいなあ。

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帰路は諏訪山公園経由で超快適ダウンヒル!海と神戸の街並がきれい。海と山!ホンマに六甲山ってええね。

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山を降りたあとは、神戸SPARK Scone&Bicycleへ寄って、富田氏と立ち話しをして、久々にスコーンをGET。昨日、はじめて知ったのだが、なんと三宮のガストロパブSPARKは、富田氏が夜の帝王から昼間のバイク帝王になるために閉めたらしい。何も夜の景気が悪かった訳ではなく、山のライフスタイルへとチェンジしたのだ。あのJoe Grantが来たSPARKだけに少し寂しさも感じたが、それ以上に、富田氏が昼間のスコーンcafe、山とのライフスタイルを優先したバイクショップ&ライディングに力を注ぐということで、とても嬉しかった。富田さん、これからもっとオモロい事やりましょね!!!

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昼ご飯もろくに食べずに山を走りまくっていたので、夕方に早めの食事ということで、元町のひょうたんでぎょうざを食す。ここ何年かは嫁さんが美味しい手作りのモチモチ皮で水餃子を作ってもらえるので、皮の薄さなどは物足りなさがあるのだが、ここは何と言っても、餃子につける味噌たれが美味い。今回はにんにくが大量に入った醤油もあったのだが、これがまた腹減りまくり状態には美味かった。

Mt.Rokko Thanks!!!
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by skyhighmw | 2013-11-21 13:40 | Comments(0)