2011年 07月 24日
2011/07/23 アメリカ・トリップ Wasatch National Forest Day.3
本日は朝一からソルトレイク南部のサンディという街へ車を走らせ、Little Cottonwood Canyonへ向かう。今回初めて訪れる場所だが、ボルダリングでも有名なエリアで花崗岩の岩もわんさとある。想像していたより、非常に大きな渓谷で、どんな所だか車から見ているだけでもワクワクもの。
午前中はまずはRed pine Lakeというハイキングコースを目指す。朝8時にはパーキングには到着したが、土曜日だけあってすでに満杯状態だった。
まずはウォーミングアップということで、ウォーキングからジョグで登って行くが、登り始めですでに標高2,400m位なので日本アルプス以上の涼しさで非常に快適、というか、朝方で日影に入るとスリーブレスでは寒い位(笑)
名前は全然分からないが、きれいな可愛らしい高山植物が沢山咲いていた。それにしても、サンディという大きな街から車で20分ほど走らせたら、標高2,500mの山の中って、ホンマに羨まし過ぎる環境やし、山行かなきゃ絶対にここに住んでる意味ないな(笑)
Sky Highな青空で天気も最高!トレイルの標識サインもシンプルでカッコええ。それから、どこかの街に近い山と違って、この先もバックカントリーであっても、一切スプレーマークや紛らわしいカラーテープなど無かった。みんな大人も子供も若者もカップルも気持ち良く全員「ハイ!」って挨拶するし、マナーが良い!!
急坂は疲れないようにパワーウォーキングして、緩い坂や平地は快適に走って行くが、心なし、標高のせいか息苦しい。ってか、かなりキツい(笑)
突然、視界が開けたと思ったら、カリフォルニアのヨセミテ渓谷のような、Little Cottonwood Canyonの大きな渓谷が見えた。奥にサンディの街が見える。
途中で感じの良いトレイルランナー二人とすれ違った。
いよいよ沢沿いには雪が見え出してきて、雪解けの水でトレイルもビッショリ。
長い長い雪渓が続きます。最初見た時は感動するけど、ずっと続くと結構シンドくてやんなってくるんよね(笑)
とげとげの木
ついに、Red pine lake到着!正直、そんなに期待してなかっただけに、スケールの大きさに感動!まるで、ヨーロッパアルプス!?
せっかく来たんで、周りをのんびり走ってまだ凍ってる池を散策して、少しエナジーフーズ補給。
名残惜しいがさようならー。
ところどころで、リス太郎に会ったが、リスらのえさ場見つけ!!
下りはX-talon212で滑らせながら雪渓を下る。それにしても、アメリカは日差しが強過ぎてサングラスがなかったらマジでヤバい!特に、雪渓なんて、もし無かったらマジで進めない位に反射して見えたもんじゃないね。スミスのサングラスはホンマに使えますねー。
帰りは頑張って登ってきた分のご褒美で楽しいテクニカルな下りが待っている。景色も最高やし、気温も心地良くバッチリ!
無事にお昼過ぎにゴール!何気に、駐車場のトイレもシンプルでカッコええ(笑)
そして、車をさらに上流に走らせると、来週末のSpeedgoat50Kのレース会場となるSnowbird Ski Area。予約を入れているLodge at snowbirdの宿を偵察。もろに背後がレース会場となるスノーバードスキーエリアで、建物もシンプルでかなりカッコええ。
もう少し上に上がると、ちと高級なCliff Lodgeがあり。見れば見るほど、なかなかキツい勾配の山が背後に聳えております(笑)こいつを一回登って、下ってから、さらに同じ標高まで登って降りてからゴールという、3,500m級の山を二つ登ったり降りたりとマジでMなレースです(笑)
また、さらに上に登ると、こんどはAlta Ski Areaへ。お腹も空いて、エナジーフーズだと味気ないので、Alta Lodgeでランチをすることに。
こちらもまるでスイス?シャモニー?ってな位に、快適な山岳リゾートエリアで、リッチな雰囲気の中、美味しいチーズバーガーをいただきました。
美味しいランチを食べた後は、カロリー消費を目論み、ちょうどレース一週間前なので追い込んでおこうと思いAlta Ski Areaから見えるド真ん中のMount Baldyを目指して、あわよくば2−3時間で往復してこようと計画。登山道も地図に出ていないので、行ってみないと頂上に行けるか分からないが、見た目がかなりイカツくてかなりカッコええ山なんでぜひトップを踏みたいなと(笑)嫁さんはビミョウに高山病ちっくなので、車で休憩となった。
いつもの坂道トレーニングの成果をと思い、スキー場の登りの林道を快適に走るつもりだったが、さすがに標高が2,500mほどなので、かなり息切れしてキツい。そうこうしているうちに、だんだん慣れてきて、開けたところに到着。
なんと、30分ほどで狙っていた右の稜線に到着!なかなかのスピードで来ている。
しかし、稜線に雪が出てからがキツい。何となく踏み跡もあり。
最後の雪が登るのがシンドかったが、X-talonのグリップを信じて、一人でゼーハー言って雪とガレ場を越え、ひたすら山頂を目指す!
ついに念願の山頂到着!しかも、1時間切り!!自分だけの自己満足だが、あのスキー場の入り口から、リフトでも来れないこのトップに人力で1時間で来れたんだから、かなり満足でしょ(笑)
標高3,373mから360°の展望を一人で楽しむこの優越感(笑)たまりませんな。
来週末のレースで上がることになるHidden Peakも見える。雪もたんまり残ってるし、なかなか手強そう。
いよいよ、登った後のご褒美の待望の下り!
と思ったら、山頂直下で何やらファンキーな連中二人がスキー板を装着して、何かしでかそうとしてるでないすか!!話を聞いてみると、どうやら、自分とは逆側からスキー担いで登って来て、このハンパない傾斜の残雪のシュートを滑るってんだと!なんて、Crazyな!!!で、俺ラッキー!?この瞬間を見届けられんの?ってか、落ちたり、岩に激突しても助けられないけど(笑)
ってなことを思ってたら、早速、一人目のドレッドの兄貴がバッチリとメイク!この斜度のドロップはマジ恐過ぎる・・・しかも、雪質は完璧なザラメじゃないけど(笑)
二人目は見事に動画に収めさせてもらいましたよ!ご覧あれ!!
やはり、アメリカのファンキーさ、バカっぷりはたまりません。カッコ良過ぎるって!
二人ともいいもん見させてもらいました。マジでありがとう!!Good Job!!
ヤバいもんを見させてもらってパワーをもらった後は自分もスキー場までのダウンヒルランニングを楽しんでゴール。ちょうど、全部で2時間ほどの非常に中身の濃い良いトレーニングになって良かった。
バリバリ運動をした後は、やはりコレ!ハワイでもよく飲んだビタミンC一杯のアサイスーパースムージーで締めくくり!やはり、United States カルチャー素晴らしい!!