2011/07/24 アメリカ・トリップ Wasatch National Forest Day.4

今日は昨日のLittle cottonwood canyonの一本北側にあるBig cottonwood canyonへ。車で上がっていくと、リトルコットンウッドとまた違った表情を見せるキャニオンで、特に前半は巨大な岩がバンバン立ちはだかり、かなりダイナミックな景観を作り出している。






道路上にも目を凝らすとあるわあるわ。チョークが着いたいかにも登ってくださいといわんばかりの良いボルダーが転がっております。ウズウズしてしまって、車を停めてトレイルシューズでつい登ってしまう。やはり、やり出してしまうとクライミング熱が上がってしまう（笑）



Big cottonwood canyonをドン詰まりまで車を走らせるとBrighton Ski Areaに到着するが、今回はここ周辺のトレイルの開拓。まずは、尾瀬のような湿原のSilver Lakeをグルっと廻ってからスタート！


今回はせっかくなんで、Saucony / Hattori　ハットリくんのトレイルでのテスト。本来はロードラン用のソールなので、どれだけトレイルで使えるか楽しみー。ってか、見た目以上にさらに軽く感じるし、このフォルム＆カラーリングはマジでカッコええ。



で、いきなりの超ハイクオリティシングルトラックの登場！日本より巨大な白樺の木々の中を突っ走れるが、このイントロダクションでマジヤラレました。地図を見て目星を付けて走りにやってきたけど、センサー感度ビンビンで大当たりっす！ここMTBも間違いなく最高だす。


途中でいきなり野生の親子ムース発見！初めてみたのでなかなかの感動。


枝分かれするトレイルもどこもかしこも目移りするほど楽しそうなトレイルばかり。



Solitude Lake到着！



ここも高山植物が豊富できれい。


またまた、残雪が出て来ましたー。さすがにハットリくんは雪は滑りますな（笑）それにしても、こっちの松ぼっくりデカイっす！


お目当てのTwin Lakes到着！遠くにWolverine Cirque（ウルバリンってネーミング最高！）が見えるが、この景色は日本では絶対見れないし、これぞアメリカって感じのシェラネバダみたいな山の景色でかなりの感動。


ここでMTBバイカーに遭遇。こんだけ、良いトレイルだったら、中村ムー風に言えば、「間違いないっす！」





ここら辺は花崗岩が多く出て来て、そこそこテクニカルなトレイルになるが、この景色を見ながらのこのシングルトラックはテンション上がりまくる。






そして、ここのセクションも目まぐるしく景色が変わり面白いの一言！ガレ場が時折、出てくるがこれを除けながら薄底シューズでどれだけ足裏にダメージを食らわないようにして走るかが非常に面白かった。





そして、今回一番のお気に入りスポットとなったLake Mary。のんびりした雰囲気で白い花崗岩と湖の色と空の青さがマッチングしてまさに絶景ポイント！ハイキングやランニング、MTBでしかやって来ないと見れない景色。そのうち、サンドイッチや冷たい飲み物、お気に入りの本なんか持って、ここで一日ゆっくりしに来たいな。


黒い松ぼっくり？





Lake Mathaを通って、お目当てのダウンヒルセクション！


こんな滝が途中であったり



最後はBrighton Ski Areaを走り降りてゴール！


締めは、自分はRootbeerで、嫁さんはWasatch Beer！乾いた土地が多いアメリカはやはり炭酸が良く似合う。



ここアメリカに来て、このNathan / Speed 2改良ヴァージョンをずっとテストしてきたが、週末のレースもこのスタイルで行くことに決定！また、Montane / Slipstream JKTのメッシュスタッフサックを固定して、８ozソフトフラスクを入れれるようにして、もう片方にはTerranova / Pocketをデジカメとエナジーフーズ入れ＆サプリ用に装着。これで揺れも最小限に抑えられるモデルやし完璧っす！


結局、５時間ほどのトレイルでのテストだったが、Saucony / Hattori　ハットリくん、乾いたトレイルであれば全然問題なしのミニマルシューズでした。ソールの薄さ加減は前足部はVibram five fingersに近い感じの薄さで、踵付近はミニマスより気持ちプロテクションが低いといったところ。フィット感は甲と踵部分の二カ所にベルクロ留めがあるので、自分でフィット感を調節できて良い。また、アッパーは通気性の高いメッシュを使用し、前足部と甲部分にあるEco skelton synthetic lockdownというラミネート部分が、シューズの軽量化と足の着地時の安定感を向上させているように感じた。ソールのグリップはロード仕様ということであるが、ミッドからフォアフットで走れる人であれば、雨の日はまだ不明であるが、トレイルでも十分使える感じ。何しろ、この軽さと薄さは魅力で、山に行った時の帰りのサンダル替わりに持ってても良いくらい。これで、ロード走ったら、さらに強化されるのは間違いないはず。


帰りがけに近くの川でアイシングと思って足をつけたが、雪解け水だけあってハンパない冷え冷え具合。高天原温泉前の川の冷たさを思い出した（笑）


恒例のジャンバジュースで本日はMango-a-go-goでビタミンC採りまくり。


wholefoodsの瓶ビールコーナーでローカルビール探し。


外食は飽きてしまうので、今夜もWholefoodsで買って来て、モーテルでディナー！