2011年 07月 27日
2011/07/26 アメリカ・トリップ Wasatch National Forest Day.6
本日もダイナミックな景色が楽しめるBig Cottonwood Canyonへ。
こちらで売っているオールナチュラルなフルーツピューレを使用した110kcalのエナジーフーズを山へ行く前に飲み干す。様々なフレーバーがあって、どれもピューレ状なのでお腹に優しいし、消化が速く胃に負担をかかけないので、ハードな長時間のレースなんかにはもってこい。途中で、ストーブなんかでお湯でボイルできたら、温かいスープのようになるし、ナイトランなんかの途中に飲めたら最高やろな。ピーターラビットの絵柄で可愛らしいので女の子受けも良さそう(笑)
今日はButler Folkというトレイルから入って行く。
いきなり出だしで標高2,400m!きれいなお花畑がお出迎えー。
昨日GETしたHOKA ONE ONEを早速、嫁さんと共にテスト!
さすがにInov8シューズよりは重いけど、見た目のイカツさよりも履いた方が軽く感じる。バックカントリーやっている人は感覚が分かるとは思うが、スノーシューなんかのヒールリフターのように、踵部分が高いので、薄いシューズより、登りでのふくらはぎの筋肉の使用が少なくてすむ感じ。足を前に出すローリング効果も高く、思ったより全然登りでも足が進む!
ひたすら登りと言えば登りではあるが、緩やかな登りが続くので苦にならない。おまけに、日本の北アルプスの巨大版と行った感じのお花畑が多く出て来て、標高も2,500mを超えているので、爽快感バツグンで快適そのもの。
沢沿いなので、こんなきれいな谷をいくつも超えていく。
おっと!リス太郎登場!木を鉄棒のようにスイスイ登って行くさまがカワイイ−。
今日からの新兵器!日本未入荷ブランドのamphipodのメッシュ&ネオプレーンのウエストに取り付けられるクイックポケット。デジカメやジェルが瞬時にその場で取り出せ、ストレッチ性のあるネオプレーンなので、ランニング時の揺れにもビクともせず、きちんと中の固いデジカメもうまくフィットさせてくれる。取り付けはループ状になっていて、どんなヒップバックにも付けられて便利!しかも安い!Nathanには非常に相性が良い!これも、いくつか買い付けるのでお楽しみに!
このトレイルは非常に多くのお花畑が出て来て、非常にテンションが上がる!
途中の看板もメチャクチャカッコええ!何で、こんなにアメリカのサインボードはこんなにセンスが良いんやろか。
針葉樹のトレイルはフカフカ走りやすいー。
こちらは今回一番のお気に入りのオールナチュラルなエナジージェル!バナナピーチやらザクロ、ストロベリーキウイ、マンゴー、ラズベリーなど暑い季節でも口に入れやすいテイストで、しかもナチュラルフルーツ使用で、これで110キロカリー採れるのだから、こんなに身体に良くて美味しいものがあるのかなと。ぜひとも、日本のメーカーさん、輸入してください!ってか、何で、国産でこういうジェルを全然作らないんだろか?日本はこれだけ、マラソンやロードレース、トライアスロンなど愛用者が多いのに、こういうエナジーフーズ関連は世界で遅れまくってる。やはり、海外に比べるとライフスタイルでこういうアクティビティをやっている人が少ないから、企業も売れないとか、元が取れないとか考えるのかな?ただ単に、作る側が儲けばかりを考えて、ホンマにこういうアクティビティが好きな人が、こういう作る企業にいないんではないだろうか。モチベーションが高い人がいたら、すぐにでも日本なら美味しいものが作れるだろうにな・・・
Dog lakeに到着!湖の水の透明度は全くないけど(笑)周りを走るだけでも気持ち良い!
秘密のお花畑へ!
そして、Dog lakeからゴールのMill D north fork trailが最高にイカしたシングルトラックで最高なダウンヒルが堪能できた。途中、MTBバイカーにも会ったが、このトレイルはあまりの面白さでバイカーにも人気のよう。
長くて楽しいダウンヒルランニングが存分に堪能できた。
最後は川でアイシング&おやつタイム&読書。涼しくて優雅な時間が過ごせた。今日もお山に感謝!!!
登りや平地も普通にかなり良かったHOKA ONE ONEだが、やはり、ガレ場も多くでてくる下りでは、マジで強力なウェポンとなってくれた。自分だけかもしれないし、履き込んだら柔らかくなってくるかもしれないが、後半2つ分のシューアイレットまで紐を結ぶと足首を覆う部分が固くて当たる感があったので、あえて、結ばずに走ったら、かなり調子が良かった。また、付属のインソールの土踏ます部分が妙にせり上がっているように感じたので、スーパーフィートブラックにしたら快適フィットとなった。ぜひ、自分の足で体験して欲しいが、小石や根っこなどある程度の凸凹はすべてソールのEVAが面白いようにショック吸収してくれる(笑)こんなんありーって位の感動!もちろん、段差も膝への衝撃や負担はかなり少なくなるように感じる。
ただ、これだけソール部分が高いシューズとなると、安易にビギナーが膝が痛いからとかで、道具に頼って手を出したら、これはエラい目に遭うはずだ。自分も最初そうだだったが、普段、走法など全く考えていなかったり、踵落ち走法であれば、間違いなくトレイルの下りなんかで、足首の捻挫をくらってしまうであろう。このシューズはミッドからフォアフット走法を自分自身で理解し、会得してからでないとマズい。ソールがブ厚いから下りは膝が痛くならないで大丈夫でなく、結局は下りの足さばきや足の着地場所などはミニマルシューズを履いての下りと一緒なので、常に足位置をコントロールして、意識して下らなければならない。ミニマルシューズに分厚いソールがついたと思って走ったら、ガレ場が続く林道や長距離なんかでは、疲労をためにくくなり、パフォーマンスが間違いなくアップするであろう。だから、ピッチでどうやったら疲労を溜めない走りができるかと常に考えては知っているウルトラランナーがこぞって絶賛する訳なのではないかな。自分的には、まずはミニマルシューズを履いて、ミニマルランニングを普段から実践して、自分で自信がついたら、徐々に HOKA ONE ONEを長距離走、山行やレースなどの本番で使用したらいいように思う。本日、5時間ほどのテストでなんとなく、HOKA ONE ONEからのランナーへの提示が分かったような気がする。もちろん、まだまだ、テストはするがミニマルシューズの真逆ではなく、その延長上にあるのが、このシューズだと思ったら非常に面白くなってきた。