2011年 08月 09日
アメリカ・トリップ Outdoor Reatailer Show & Broads Fork Trail 2011/08/06
ショーの外では各ブランドの宣伝カーがいくつか停まっているが、その中でもダントツでカッコええのが、ここ数年で革新的なトンがったプロダクツをリリースして一気にテント業界のトップに上り詰めてきたNEMO(ニーモ)テントの特注Camping Red Jeep。コレはカッコ良過ぎる!
上部のルーフを開けるとヤバいニーモテントが出てきて、後部はタープ!これでトレイルランニングシューズ&ボルダリングマット、シューズ持ってアメリカ全土の山廻りたいなー。
アメリカのド定番STANLEYは超COOLなエアストリームにイカツイ兄ちゃんが陣取ってます(笑)
スラックラインブランドもいくつかが出展していたが、宣伝や数多くのイベントのおかげでダントツでこのGibbonが一人勝ちって感じ。会場でもコンテストや体験会をひっきりなしにしていて、もはやスラックラインと言えば、ギボンってところまで来てるのかな。
ショーの後は遅めのランチに最後にもう一回食いたい!ってことで、Moochie'sへ。外側はカリッとして中はモッチリのバンズ、新鮮野菜とジューシーなのにあっさりしたたっぷりのローストビーフの中身で、男子も大満足のボリューミーな豪華フィラディルフィアサンドイッチは一度食べたらまたすぐにでも食べたくなってしまう。
夕方からはBig Cottonwood CanyonのBroads Fork Trailへ!
しばらくそこそこの傾斜の登りを上がっていくと、突然バンっとクライミングのリードエリアが現れた。こんなとこにこんな傾斜のある被った良さげな壁があるとは。ちょうど、ダンディなおじさま3人組が交代で登っていたけど、実に楽しそうだった。ホンマに街から車で20分行って、アプローチ15分ほどでこんな岩があるんだから、マジで羨ましい環境だ。ソルトレイク万歳!(笑)
ところどころ走りやすい平地が出て来ては登りの繰り返しで高度を上げて行く。
白樺の林を登って行くと
今度は突然スラブの駆け登りたくなる壁が出現。天に向かって走っていく感じで気持ちええー。
きれいなお花畑が続く。
さらに、可愛らしい黄色のお花畑を駆け上っていくと、ドカンとダイナミックなTwin Peaksの景色が目前に飛び出してきた。みんな突然の自然のプレゼントにテンション上がりまくりで感動しっぱなし。ショーで歩き回ってみんなかなり疲労していたが、この景色のおかげで一発で疲れも忘れた。この瞬間を味わうだけでも、ここソルトレイクに来た甲斐ある位に素晴らしい!しかも、どこかのアウトドア雑誌に出て来たかのように、カッコええSierra Designのソロシェルターが一張りだけ張ってある。
シブいおじさまはField & Streamにでも出て来そうなパックからギアまでほぼカモフラ・コーディネート。なんでも一人でここで寝泊まりして、運び上げた高そうな双眼鏡や望遠鏡で高い山岳地帯でも見ることができないMountain Goatを生態を見るそう。実際、うちらも親子の白いゴートを見させてもらって、こちらもエラく感動した。何ともシブい羨ましい趣味をもったおじさまである。それにしても、絵になるダンディでジェントルな人だった。
実に名残惜しいが日没の時間も迫って来たので下山。でも、ただの登山とは違って、帰りにはこんなきれいなお花畑の中のシングルトラックを走る抜けられると思うと、バックカントリースノーボードのこれから滑り降りる時と一緒で、実にゾクゾクする瞬間。
一気にテクニカルかつ楽しいダウンヒルランニングを楽しんだ。
今回はAltra Running / Instinctで走ってみた。ロード&XCランニングがメインのモデルであるがソールグリップは雨の路面や砂系のザレ場でなければ、フォアフット走法で十分トレイルでも使える感じ。しかし、何と言っても、このメーカーのシューズの良さは前足部のワイズの広さで着地時に足が横に広がる時に全く圧迫感がなく、自分のような日本人の典型的な甲高幅広な足には最高にフィットする。踵から前足までのソール高が0ミリなゼロドロップのシューズながらも、クッションもちょうど良い厚みで備わっており長時間走行でかなり活躍してくれそうだ。この11月全米でリリース予定のラギッドなトレイル用ソールを持ったLone Peakが実に楽しみである。
下山後はWholefoodsで買い出しして、モーテルでみんなで乾杯!このPortlandのGinger Brewはジンジャーのピリっした辛さと炭酸でキンキンに冷やして飲むと実に美味い!このトリップで何本お世話になったか?日本でも飲めないかな?