2011年 10月 13日
2011/10/09-10 Madarao Forest Trails 50K

昨年までは続けて信越五岳に出場していたが、今年はこの50キロのコースも走ってみたかったので参加。前半の30キロ位までは、信越五岳110キロのコースと同一であるが、実は、参加して分かったことがだが、この先の20キロのレース展開がこのレースのキモで、シングルトラックのコース設定の面白さ、レースの駆け引きという部分で110キロとは全く異なるレースに感じた。


今回のお宿は、Tomoちゃんオススメのぶーわんさん。お宿の清潔さと快適さ、サチさんの宿泊者への心遣いには感動!おまけに可愛いにゃんこも二匹もいるし、プライベートで再度来てゆっくりしたい感じ。HPを見ると、ご飯もこだわっているようだし、美味しいもん食べたいなー。

レースはというと、朝6時30分スタート前はさすが長野県だけあって、Montane/Slipstream JKT無しではかなり肌寒かったが、案の定走り出したらスタート10分ほどですぐ脱ぐはめに(笑)寒いより、暑い方が個人的には身体が動くので全然問題なしだけどね。日中はどんどん気温も上がり、ランパン&ノースリーブで快適ラン。
結果は写真でお探しを(笑)
個人的作戦としては、20キロ手前までの斑尾山登り入り口のエイドまで、なるべく抑えてキロ5分中盤位で走って、最近得意の登りで少しずつペースを上げていき、次の袴岳下り当たりから残しておいた体力でバク走の予定。だったが、そう甘くはない(笑)
途中、ボランティアで頑張っている新潟のhannbe310くんに50位ほどと聞いて、当初の予定通り。斑尾山の下りは疲労が蓄積しない程度にそこそこのスピードで下っていく。エイド補給をした後は、湿原などを通り袴岳へ向かうのだが、このセクションの平地走で平地を走るスタミナ不足を感じた。ここまでに25キロほど走ってきていて、自分でもスピードを抑えていたつもりだが、どうやら少しずつでも身体への疲労がキテいた模様。ここ、1-2ヶ月ほど山のスタミナ作りでロードの追い込み練習はサボり気味で、山のアップダウンがあるロング走ばかりをやっていたので、そのへんの平地走力アップが自分はやはり鍵みたい。とりあえず、この冬の最大目標は5分前半台の20-30キロ走でいかにバテないかと、4分台で連続して走れるようになること!これで、間違いなく、もっともっとトレイルのスピードが上がりシングルトラックが大いに楽しめるようになるはず。

今回も大活躍してくれたSmartwool/Toe Sock五本指ウールソックス&愛機X-talon 212、 NewハレVテープ。
袴岳の途中の下りから110キロのコースとは別になるのだが、実はここからがコース的に最高に面白かった!110キロレースは袴岳を下るとアスファルトから長い関川の林道となっていくが、50キロレースのコースはここから20キロがマジでOnlyシングルトラック!もちろん、オススメは斑尾山を通過してからの平地セクションからなのだが、六甲では考えられないほどのフカフカさ。もちろん、身体も全て終わっていた訳ではないので、走れるには走れるのであるが、いつものセッション時のようにカッ飛ばすことが、悲しい事に不可能(泣)こんなハンパなくオモロいトレイルで、思うように走れなかったのが、今回一番痛感した走力の無さ・・・
結局、中盤から後半にかけて、どんどん前を追い上げ気持ち良く走る予定が、10人くらいしか抜けず(落ちてきた)、そのままゴール。順位はあくまで自分の目安で、どれだけ気持ち良いトレイルで、どれだけ自分の走りができるかを追求しているので、これが、まだまだ自分の実力。もっと、もっと自由に速く山の中を動物のように駆け廻れるように頑張ろっとー。

ゴール後のキノコ汁美味かったー。おかわりしまくりでした。

宝塚で歯医者さんをやっているS先生と弘樹氏とゴール後の記念撮影。

Lillyもゴール!

完走目的と言っていた、嫁さんがなんと7時間半ほどでゴール!足も怪我など痛めてるとこも無さそうだし、いい顔してゴールしてました。ホンマに今年は彼女にとって飛躍の年ですな。これも、夫婦揃ってイノベイトやミニマスなどミニマルシューズの薄底シューズと、いつもMRHCチームみんなでお世話になっているとい鍼灸整骨院さんの日頃のコンディショニングのおかげ。ホンマに感謝してます!山は走りたいけど、マラソンなんて?って思ってた二人が、二人そろってミニマルランニングでの純粋な「歩く&走る楽しさ」に目覚め、ロード練習も好んでやるようになったおかげ。薄底万歳!!!(笑)

16キロのショートレース表彰。Kanaちゃんが、足を痛めているにも関わらず見事6位入賞!おめでとう!!!


男子50キロmの結果はコチラ→で見ていただくとして、しかし、ホンマにこのレースはスピードレースだった。年々、スピード化していると聞くが、このアップダウンのあるトレイルコース設定の50キロで、トップ山田琢也氏の4時間10分ってマジハンパない。表彰台に乗る上位10名位の次元や壁は、違い過ぎる(泣)こんなレベルで山の中を走ったらマジ楽しいんだろうな。想像するだけで、ヤバそうやし、楽しそう。人間、自分で壁を作ってしまっては進歩はない。人間の身体はまだまだ未知なるもん。自分でヤレることをきちんとやって、どこまでいけるか分からんけど、楽しんで頑張るしかないっしょ!
今回3位のOBAMA中辻氏おめでとう!!!。彼の天然っぷり抜群のキレた走りは日本人離れしていて、ホンマに好きやなー。
これから、間違いなく国内は元より海外などで実力を発揮していくんだろう。みんなの憧れになるスターダムへいったれ!!OBAMA中辻 Respect!
で、今回はレース中は何食ってたん?って聞いたら、ZEN/Reload食いまくりましたー。って、俺も4粒ほど食ったけど、どのくらい?って問いに、「40粒!!」1時間毎に、10粒やって!?千豆かい!まるで、悟空やわ(笑)あとは、グリーンマグマ飲みまくって、ジェルは一切なしやって。え?炭水化物なしで、人間動けるの?これじゃ、いつまで経っても、エナジージェルのスポンサーつかないやん(笑)これが、彼の強さなのです。でも、自分もこんどZEN実験してみよかっな。

JUNさんも人生初のチョウケイ靭帯を痛めたようだが、無事に完走!彼女もヤリきった感ありのいい顔してます。

以前、一緒に働いていたパタゴニア神戸スタッフのKoji&wassiもゴール!二人とも爽やかな笑顔。

みんなで心配していたPatontanが制限時間15分前に見事ゴール!素晴らしい頑張りやわー。それでこそ根性のMRHC(笑)JUNさん共、この50キロが彼女らの最長記録!記録更新で、これからもこの完走に自信をもって「FUN」を忘れず、楽しく走りましょうや!

芦屋組?四人で記念撮影なり。

今回のSky High チーム!!!

イケメンをひっつかまえて、こちらも記念撮影(笑)まいど、まいど弘樹氏ありがとうございます!

今回はボランティアのゴール計測で頑張っていたYamakao&kumiちゃんコンビも、いつもいい笑顔。ホンマにボラお疲れさんでした!来年は110キロ目指して、一緒にFunkyな練習頑張りましょうで!

帰りは温泉入浴後、さすがに足がダルいので持って来た2XU/Recovery Compression leg Sleevesで帰路へ。コレはホンマにロングタイツと違って、脱ぎ穿きが楽チンで最高。数時間穿いているだけで、確実に疲労が取れる気がするし、追い込み練習時期は、早く疲労を抜いてすぐに走りたいので、正に着るサプリって感じで使える。

今回のレースもほぼ10キロ毎位にエイドがあるので、Nathan/Swiftで出走。平地と登りではボトルの違和感はないが、どうしても下りではボトルの揺れが気になるので、下り時はほぼ右手でハンドボトルとして持って走った。ハンドボトルも夏頃からロードなどで持って走る練習をしていたので、全然気にならず走れるようになったし、むしろ、手で持った方が良いフォームを維持できるように感じる。これも日頃の練習やね。
Hydrapc/5oz. FlaskにMEITAN CCC×4、VESPA HYPER×3を入れて、スタート前に1ショット分位とVESPA/PROを飲む。予備でHydrapac/8oz. Flaskを持ち、後半、気温が高くなってきてから、エイドで水を入れて手に持ちながらランニングをした。あとは、ZEN/Reloadをスタート時に4粒、合間に4粒を摂ったが、OBAMA中辻の影響で。もう少し回数を増やしてもいいかなと。何事も、普段の人体実験ですな。
参加者のみなさん、お疲れさまでした!
そして、石川弘樹氏を含むボランティアの方々、大会運営者の方々、ありがとうございました!!!
Mt.Madarao Thanks!!!
来年は110K or 50K 迷うなー。もちろん、110Kが距離的には楽しいし走りたい距離なんだけど、このシングルトラックが続くコース設定が最高な50Kも気持ち良くバク走したいし、両方は日程的に体力的にもヤバいし、どないしよ・・・