2012年 02月 23日
2012/02/14-17 South West 四国 Trip Day.3 白皇山ー足摺岬
宿毛(すくも)の道の駅で快適に車中泊をし、翌日は朝一でドライブして足摺岬方面へ向かう。岩好きとしてはとても気になる足摺半島の先端近くにある唐人駄場遺跡をまずはチェック!
縄文から弥生時代にかけての石器や土器が出土したり、周辺にはストーンサークルもあるなど、昔の古代人がこの辺に住んでいたのは確かで、多くの巨大な花崗岩が亜熱帯の森の中にいくつも転がっていた。クライマーの目から見ると、何とも魅力的なボルダーがゴロゴロ(笑)これを登っていいってことになったら、まさにボルダリング・ワンダーランドとなるのであろうが、なかなかそうはいかないっすね。とりあえず、ここは周辺散策。
少し車で足摺岬方面へ南下した所に白皇山(しらおさん)がある。地図や地元では佐田山とも呼ばれ、昔は信仰の対象となっていたよう。足摺スカイライン沿いの脇にち駐車して、この鳥居が登山口となる。
ここら一帯はシイの保護林となっていて、日本らしい原生林がそのまま残っている。
そこそこ急坂も含むが、頑張れば走りきれる距離で山頂もあっという間。山頂には祠があり、裏手に回ると岩から足摺半島の東側の海が一望できた。晴れていればもっと景色も最高なのであろうが、それでも気持ち良い。
山頂からは少し遠回りして、シイの保護林をランニング。いくつも神秘的な巨木が出て来るので、思わず止まって見とれてしまう。あまり人も入っていないようで、おかげでトレイルも超フカフカ状態。何カ所か分かりにくいポイントもあるが、方向さえ把握していれば問題なし。
もうちょっと、お金かけて手入れしてあげれば、ホンマに素晴らしいスポットになると思うけど、トレイルもかなり自然に帰ってきている状態でなんか寂しい感じ。少しの時間で堪能できるので、足摺岬に来たら、ぜひ山好きは訪れてみて!ちょっと暗い雰囲気ではあるけど、ある意味、とても神秘的な場所。
もちろん、足摺岬もハイキング。ちょうど天気も良くなって来て、きれいな太平洋が一望できた。
ランチはもちろんカツオたたき丼!!!(笑)