2012年 06月 21日
2012/06/20 Trail Session in 段ヶ峰
台風の合間を狙って兵庫県北部生野の段ヶ峰へ。前回は秋の紅葉時(コチラ→)に武田城と共に訪れているのだが、悪天候の末、撤退しているので、今回は新緑の快適な草原ランニングを楽しみに行って来た。
生野銀山で有名な生野周辺は生野高原とも呼ばれていて、この段ヶ峰の高原状の台地をずっと走ってみたかった。生野荘跡に車を停めて、まずは達磨ヶ峰を目指すが、のっけから超がつくほどの急登を標高差300mほど登る。これがまた風邪の病み上がりでジョグで進むのがかなりシンドイ(泣)今回の走りで風邪を吹き飛ばす気持ちで大汗かきまくり(笑)
達磨ヶ峰まで登ってしまえば、あとは少々アップダウンはあるものの高原状の稜線を快適に走れる。六甲山と比べると入山している人数が少ないのかトレイルもフカフカ。快晴を期待したが、木々はほぼ無いので曇りで良かったかもしれないし、雲が周りの山々に出ていたので幻想的でええ感じ。
途中、所々でこんな樹林帯のトンネル箇所もあり。
稜線の二つ目のピークであるフトウヶ峰までのこの登りをトレーニング状態でみんなで走ったのだが、登りの傾斜がハンパなくキツかった。いつもの夜の部活よりシンドイ(笑)
風が心地良いフトウヶ峰にてしばしレスト。
湧き水発見!
フトウヶ峰から段ヶ峰までの稜線がこれまた最高のセクション。広大な風景を見ながらどこまでも走っていたい草原で、爽快感バツグン!六甲山の東お多福山の距離やスケールを大きくした感じだった。
段ヶ峰山頂からは、進んできた稜線がきれいに見える。
山頂から千待峠までの下りもバツグンのダウンヒルセクションで大いに楽しませてもらった。
千待峠からの林道の途中でちょうど良い湧き水ポイントがあったので、泥や汗で汚れたシューズや足、頭から身体全体を洗ってクリーニング(笑)風邪などどっかへ忘れてました(笑)
快適な草原ランを楽しんだ後は、楽しんだ分だけ車を停めてあるスタート地点まで林道を戻らなければならないが、下り基調やし、車はもちろん全く通らないし、新緑の道が続くので思ったより全然シンドくはない。
台風の後であるからか、元々、この辺は谷が多いのか、至る所からきれいな谷水が道に流れ出しており、その度に身体を濡らしたり登ったりとテンション上がってなかなか帰れない(笑)
全部登っていたらキリがないが、その中の一つで一番谷がきれいで面白そうな谷を行ける所まで沢登り。日本庭園のようなきれいなグリーンの苔を見ながら登る快適なナメ滝は最高!こういうところで、クライミング能力がホンマに生きてくるね。途中で太陽がちょこっと顔を出すたびに照らし出される新緑の木々が美し過ぎるし、水の冷たいこと、冷たいこと、とても長くは入ってられません(笑)
爽快な草原ランに思いもよらぬ沢登りと、台風の合間にまたもや奇跡的な最高なセッションができた。さすがに夏は暑そうだけど、ここは秋か春にSHMWイベントで企画しますんでお楽しみに!