2012年 07月 25日
2012/07/23 Colorado Trail running Day.3 Longs Peak
前日は登山口にあたるエステスパークに宿泊し、今回のトリップの目玉でもある自身初の4,000mオーバーのコロラドロッキーのLongs Peak(4345m)へ。富士山の山頂からさらに+500mの世界はどんなんかな?トップまでの後半がガイドブックによると、クライミングセクションが多くあり、グレードがvery difficultと書いてあるので個人的には非常に楽しみ(笑)
トレイルヘッドにはレンジャーステーションと登山届を出すポストもあり。
この登山口ですでに2,800mの標高があるので、初冬のように寒い。それでも、晴れ予報の天気で森林限界を越えると木々もなくなり、太陽が顔を出せば暑くなるのでこんな格好でスタート。本日は行程が長いのでダブルボトル仕様のMHWゴーストウィスパーアノラックで出発!
嫁さんはランパンの上からMinimalist Shortsで出撃!別に雨が降っていなくても、寒がりな人には防寒着として、シューズをぬがなくても脱着が容易なので便利でオススメ!
前半から木々の匂いが心地良い登りが続くが、スイッチバックのトレイルで高度を稼いでいるのでちょこちょこ走って登れる。
森林限界を超えたようで、一気に木々が無くなっていき、視界が広がる。
Longs Peakのカッコええピークを見ながらの快適なトレイルが続く。朝早くから先行パーティが降りてくるが、一体何時からスタートしてるの?
Longs Peakトップへのトレイルと一旦分かれて、Chasm Lake方面のトレイルへと足を延ばすが。またここのトレイルが桃源郷へ向かうような素晴らしいトレイルで最高だった。
Chasm lakeからのピストンでの戻りも最高にCOOLなセクション。
りす太郎発見!
ひたすらピークを目指したが、天気といいトレイルといい言うことなしの文句のつけようがないGoodトレイル!
富士山と同じ標高位の山頂直下に位置する唯一のキャンプグラウンドに到着。テントが張れるところは石できれいに風よけが作られていた。すでにテントが張ってあったが、こんなとこでテント泊したらマジで最高やろね。空が近いから星も沢山見えるだろし、いっぺんココで泊まってみたいもんだ。
周辺の環境を考慮してソーラーパワーのバイオトイレが完備されていた。屋根がないので雨の時は大変だろうが、青空を見ながらのトイレもさぞかし気持ち良さそうだよね(笑)
雪渓を見ながらのしばし休憩。今回はロングの行程なのでUltraspire/Atom&Quarkを使用していたが、エマージェンシーキット&e-lite、行動食、ジャケットなど多くのモノが入って、ハンドボトル派にはホンマに使い易い。
雪渓を見ながら、比較的安定したガレ場を進んで行くが岩があり過ぎて、どこがルートなんだかよく分からない(笑)というか、どこのルートでもOKだね。トップを登った先行部隊が早くも降りてくる。
遺跡のような周りの風景に馴染んでいるCOOLな避難小屋。
稜線に到着!
登らない手はないので、超COOLな細いリッジも登頂(笑)
登ってきてからの稜線の裏側はホンマにやべえ景色!
ここからトップまでの2キロほどのセクションが、このLongs Peakトレイルのメインとなる部分で全てほぼクライミングセクションといっていいほど楽しい。
自分らと同様トレイルランシューズ&Ultimate Directionのトレイルラン向けパックを背負ってのファストパッカースタイルのシブいおじさまと遭遇。
頂上直下のHomestretchというセクションは様々なルート取りで登れる感じだが、どちらにしろ高所恐怖症の人やクライミングが苦手な人はかなり厳しいかも(笑)
ついにトップに到着するが、Longs Peakというネーミング通りで、山頂が広いこと、広いこと(笑)
Longs Peak(4345m)登頂!富士山より断然高い山を裸族ヒップパック+ダブルボトルのミニマルスタイルでコンプリート!さすがに空気が薄いように感じる。
遅れて嫁さんも山頂到着!
Homestretchセクションも登りより下りの方が難易度も上がる。
岩好きにはたまらない帰りも楽しいクライミング+ランニング。
マーモットと遭遇!
楽しいクライミング+ランニングセクションもここで終わり。
広大なガレ場がこれまたピョンピョン飛びながらのダウンヒルでかなりテクニカルで疲れる(笑)
マーモット、そして、雷鳥?発見!!!
後半はどこまで続くのという永遠なるダウンヒルでゴール(笑)全長約26キロほどのピストントリップ終了!このコースも最高のベストトレイルした。
この日のディナーはタンパク質補給ということで、BBQポークサンドイッチでキメっ!