2013年 02月 19日
2013/02/17 Trail Session with Hiroki Ishikawa in Ashiya Rock Garden
いきなりの電話で誰かと思いきや、ぽっかり週末の予定が空いてプライベートで関西に走りに来たいということでMr.Hirokiがやって来てくれた。我がホームの六甲山しかも芦屋ロックガーデンへ!パタゴニア勤務時代に出会ってから、彼のおかげでトレイルランニングという素晴らしい遊びを教えていただいた。レースやスピード、タイムだけを追いかけるマラソン・スタイルだけでなく、今の自分の「山を楽しむ」というトレイルランニングスタイルの原点は正に「石川スタイル」。彼がパタゴニアのアンバサダーであったり、トレイルランニングをしていなかったら、間違いなく自分はこのアクティビティーに傾倒していなかっただろう。それ位、6-7年前の当時、マウンテニアリングやクライミング、山岳縦走しかしていなかった自分にとっては、彼のスタイルは強烈で斬新でカッコ良かった。
Mr.Hirokiは土曜日はソロでダイトレに向かい、雪の降る中を岩湧山くらいまでの50kmを走ってきていた。思っていた以上に雪が深く、当初の計画より距離は短くなったようだが、かなり追い込めたようで大阪の山を楽しんだ模様。
日曜日はいきなりの誘いだったが、来れるMRHメンバーと共にロックガーデンをセッション!
高座の滝から混雑している中央尾根は避けて地獄他へ!沢もスピードハイクでどんどん進んで行く。
これぞロックガーデンのA懸岩や万物相などのアップダウンの激しい岩尾根を端から端までコンプリート(笑)
中央尾根より一旦ダウンヒルしてから、またまたキャッスルウォールの岩場へ!
もちろん、その後もブラックフェイスも登ってもらいます(笑)Mr.Hirokiのクライミングフォトは何気に貴重!?芦屋ロックガーデンと言えば、中央尾根を歩いただけではほんのさわりでしかなく、これらの岩場エリアを巡らなければロックガーデンへ行ったとは言えません(笑)
荒地山からのダウンヒルを楽しみ、途中の水場で一休み。六甲山頂付近は雪景色だけあって、水場も氷柱が!
横池&雌池を越え、打越山まで行き、次に山頂から森林管理道をノンストップで走り続ける。Mr.Hiroki氏の雄叫びが出るほどこの水平シングルトラックはクオリティが高いトレイルだという事が証明されました(笑)
風吹岩まで登るとハイカーさんで大賑わい。
迷路のような高座谷源流部を忍者のように走リ抜け、黒岩尾根の一本松へ登りきる。途中、激坂は自分は早歩きに切り替えたが、さすがMr.Hirokiは常にジョグペースで走り続けている。何でも、レース以外の山行なんかでは余程のことが無い限り、登りもトレーニング状態で常に走っているよう。ホンマに良い勉強になります。
再度、荒地山に登り、道畦尾根のテクニカルダウンヒルを楽しみ、ラストは芦屋川沿いダウンヒルをセッションして終了!
Mr.Hirokiは普段、人の後ろをあんまり走っていないので新鮮でオモロいと言っていたが、今回はマニアックな芦屋ロックガーデンセッションということで、前でナビゲートしなくてはいけなかったので、Mr.Hiroki氏の華麗なるフットワークがほとんど見れなくて残念。
今回はホンマは六甲全山縦走を走ろうという予定だったのだが、雪で厳しい感じだったので、地元のエリアということになった。だが、個人的には正直、ホームである芦屋ロックガーデンを走ってもらって、Mr.Hirokiに「六甲山のイメージが変わった」という言葉を聞いて、六甲山=(イコール)全縦という強いイメージが変わってくれてホンマに良かった。関西のトレイルランナーの間では、六甲山は非常にメジャーなフィールドであるが、有名になり過ぎて、全山縦走しか走ったことがない人という方もかなり多く、東西の移動の山というイメージがかなり強い。誰でも最初から行けるわけではないが、少しずつでも山のスキルを積みながら、六甲はこんなに街から近いのに、表情が違う場所が沢山あるんだと思っていただき、どんどんお気に入りのエリアを走りまくってくれたら自分も嬉しい。
また一人、六甲山、そして芦屋ロックガーデンのファンが増えたかな(笑)
かなりレアなショットかもしれないが、もちろん、ラン後は聖地巡礼もしていただいた(笑)
トレイルランニング話しはもちろんの事、レース、海外トリップの話し、レゲーDJもしていたMr.Hirokiだけに音楽ネタなど尽きない会話でとても楽しい時間を過ごさせてもらった。やはり、好きなことに全力でパワーを投入している男はカッコええ。自分も頑張らなくては!
3時間半ほどのセッションだったので、六甲の一部しか案内できなかったが、まだまだ、裏六甲や他エリアの美味しいトレイルが山ほどあるので、またぽっかり時間が空いたら気軽に連絡くださいね。また、シゴいてくださいまし(笑)
Very Very Thanks Mr.Hiroki!!! See you next time!