2013年 03月 05日
2013/02/20 沼津アルプス トレイルランニング
東京出張ついでに、六甲山同様、街から近い海が見えるトレイルとして以前から気になっていた静岡県沼津アルプスへ行って来た。
朝一の新幹線とJRを乗り継いで、JR沼津駅へ。駅のコインロッカーに出張道具を入れて、着替えて準備をしてから出発!駅前からバスも乗らずにすぐに走ってトレイルへ行けるのがええ。
有り難い事に、駅前に美味しい水が入れられるポイントがあったので、愛用のソフトフラスクを一杯にしてスタート。
しばらくロードを走ってからトレイルの入り口に到着。
一気に登りで標高を上げて行く。所々に水場あり。
朝は雨が降っていたようで、まだこの時は雲が多く展望もバツグンではなかったが、それでも海が見えるとなんだかテンションアップしてしまう(笑)
この激登りはなかなかの急傾斜で、六甲の有馬三山や大阪のダイトレの上を行く急坂具合だった(笑)
いくつものピークを越えていく
この辺のセクションが森の緑も濃い場所で走ってて気持ち良かった。
日本の山は何故か多いが、こういう自然の美しい岩や木々にセンスのないペイントはこれからの時代はそろそろ止めてもいいのではないだろうか。名前や矢印や方角などを看板のように、表示させたいのは分かるが、せっかくの美しい自然物が台無しになってしまう。地図を見れば分かる事だし、六甲山同様、こちらも多くのハイカーが通るトレイルだけに、先人や経験者が何とか岩の名前や、伝説があるとか、口伝えしていけばいいのではないかな。もっと、シンプルに自然にとけ込むようにと・・・
鷲頭山までの道程は岩場、鎖場、まるでハワイのHURT100!?ってなルーティな根っこセクションでオモロかった。
その後は、三重県の海の見えるトレイル同様、暖かい地方の海岸部から山の斜面にかけて多くみられるウバメガシの林が美しかった。ウバメガシは良質の炭で有名な備長炭の原料として知られる。
大平山山頂着!
大平山を越えると、そこからは奥沼津と呼ばれる縦走路となり、今までとは異なるウバメガシと岩の細尾根でかなりワイルドなトレイルになり、個人的にはこちらの後半がかなり好き系だった。
一瞬、展望が広がる広場に出る。
最後は、一気にダウンヒルではなく、何気に多くのアップダウンありで結構ハード。こんな竹林セクションもあり。
すっかりトレイル終了ポイントに来たら、良い天気になっていた。ちょうど、駅からこの山域の端の終了までで約15キロほどだった。ただ、登ったり降りたりがかなり多いので、距離にしてはハードだったかな(笑)
帰りはロードを走って、沼津駅を目指す。途中、菜の花畑や梅を見て、一足お先に春を満喫!
沼津港の脇を通って、海を見ながらのロードは快適ランニング!先ほど走ってきた沼津アルプスの稜線が見える。
スタート地点の沼津駅に戻って来て、合計28キロほどのラウンドトリップで、約4時間ほどの春満喫ランニング。駅から歩いて数分のカプセルホテルで、宿泊客以外でもお風呂に入らせてくれるので助かる。気持ち良く汗を流して、夜からの東京での展示会へ目指しましたと(笑)
六甲山同様、街から近い海が見えるトレイルとして、興味を持ち走ってきたが、それぞれ特徴があって、日本の中でも比較できて面白い。やっぱり、日本でもいろいろなトレイルに行って、良い点、悪い点の再発見をして、日本トレイルをより良いものにしていかなくてはね。
沼津アルプスに感謝!!!