2013年 07月 13日
2013/05/20 Trail Running in Cuenca day.2

クエンカ二日目は、朝から遠出トレイル出陣で町から離れて渓谷沿いの壁の上をずっと遡って走ってみた。トレイルの詳細マップみたいなものが発売されているかもしれないが、手に入れられなくてiphoneで地形図のキャッシュを取り込み出かけたが、案の定、日本同様、トレイルか林業用の作業道かが定かではなく、なかなかルートファインディングが困難だった。




まずは町から渓谷下部まで降りて、今度は坂道トレーニングで反対側の壁の上まで登って行く。




稜線まで上がり切ると、あとは非常に気持ち良いトレイルが永遠に続いている感じ(笑)


途中で冷たくて美味しい湧き水発見!






























結局、この日も夕方の電車に間に合うようにギリギリまで走りまくった(笑)

メイントレイルには、こんな感じで分かり易いトレイルマップの看板がポイント毎に立っている。





宿で着替えさせていただき、遅めのランチを食べてマドリッドへバスで移動!と思ったら、駅までのバスが全く本数がなし(泣)腹ごなしに歩いたが、見渡す限り小麦畑の景色がずっと続いていた(笑)

1時間は歩いただろうか?やっと駅に到着!この駅から町への移動は、結局、歩いている人なんてまずいない感じで車かバスしか走っていなかった。歩きはオススメできません(笑)

夕方の電車でマドリッドへ移動。翌朝、無事に何事もなく日本へ帰国。カナリア諸島がもちろん一番思い出深い場所になったけど、正直、ちょっと軽く見に行こうって位に訪れたクエンカが素晴らしい場所だった。美しい自然に溶け込むような昔からの町作りは世界遺産にふさわしい。自然とそこに住む人間の文化がこんなにナチュラルに共存しているところはなかなかないのではないだろうか。ラゴメラ島のガラホナイ国立公園、トレドの街、クエンカとスペインの世界遺産を訪れたが、どれも日本やアメリカでは味わえないヨーロッパらしい素晴らしい場所だった。日本の富士山も世界遺産になり、これからどういう感じになっていくか正直分からないが、日本の良さを多く残しつつ、自然遺産だからこそ、あくまでも自然に人間の手を入れ過ぎないように、決して過保護に人工的にやり過ぎないでいただければと思う。
今回の旅のブログはコレでおしまい。長い長い文章に写真、最後までお付き合いいただきありがとうございました。少しでも、皆さんの自然を感じる旅へのモチベーションが上がっていただき、短い日程でもいいので、色々なところへ旅に出かけていただき、旅の話しを聞かせていただければこちらも嬉しい。まだまだ、日本人の見知らぬ場所は山ほどある。インターネットだけのバーチャルな世界だけで満足していてはダメ。自分の目で見て、頭や身体で感じ、さまざまなことを実際に経験しなくてはいけない。何より、生きていくうえで、自分の知らないこと、新しいことへの探求やコダワリを捨ててしまってはロボットと一緒。人間として生まれたからには、幾つになっても探究心を忘れてはダメでしょう。
See you Next Trip !