2013年 08月 23日
2013/08/07-8 Summer USA Trip -Durango-

メサベルデからは西部開拓時代の町並みが今も残っているロッキー山脈の西縁にあるデュランゴに移動して二日間ステイすることにした。ここも町がある標高はほぼ2,000mという、町に居るだけで高度順応ができる(笑)





着いた日は夜だったので、安モーテルを見つけて近くのSerious Texas BBQにて夕食。


スペアリブなど味付けのあまりの美味さで結局翌日のランチにも行ってしまった(笑)


翌日はのんびりと街散策へ出かけた。ここデュランゴという町はかつては鉱山の町として、現在は蒸気機関車などを走らせて、観光が市の主産業である。ダウンタウンは西部開拓時代や鉱山の町として栄えた時代の歴史的建造物をかなりええ感じで残しており、訪れるビジターを楽しませてくれる。

以前、自分も15年以上も前に訪れた事があるのだが、その時にはこれほどまでに町も栄えていなかったと記憶するが、明らかに多くのお店がオープンしていた。また、町の四方を深い自然環境に囲まれているので、多くのアウトドアアクティビティの拠点にもなっている。わざわざここにやって来るビジターが大半だが、それでも同じコロラドボルダーのように、この環境に惚れ込みこの地に住み出す者も多いようだ。市内のど真ん中を流れるアニマス川では釣りはもちろん、ラフト、カヤック、カヌーがかなり盛んで、周辺の山々ではハイキング、MTB、トレイルランニング、クライミングのエリアが山ほどある。

そのおかげで、それ関係のお店も盛り沢山で好きな人にとっては町散策だけであっという間に一日が過ぎていく(笑)この町一番の大きさで商品アイテムトップの老舗アウトドアショップPine Needle Mountaineeringは、以前訪れた時より遥かに大きくなっていてビックリ!





そして、アウトドアショップ以上に多いのがMTBショップ!翌日のトレイル散策で、お店が多いのが納得できたが、とにかく町から近くてトレイルが多い!というか多過ぎる!!!羨ましい限りの環境だが、お店も大きめな大型店からマニアックなパーツセレクトのアンダーグランドなお店とバラエティに富んでいて面白い。



古本屋にユーズドバックパックが売っていたり、Dakota Jonesも行き来する古い倉庫を改造したシブいランニングショップもあった。



トレイルランニングやミニマルシューズでのイケてる品揃えのお店はコチラ!これからSHMWにも入荷してくるFeeturesの足底筋膜炎用の指無しソックスもバッチリ売っていた!


モチモチベーグルが最高な町の老舗ベーグル屋さんでは懐かしのボードが置いてあったり


Durango Coffee Companyのラテも美味しかったなー。

町ではハイカー、トレイルランナー、MTB、ホースバックライディングとトレイルに入る人たちがおり、このようなマップを作ったり、マナーなどを啓蒙してうまく共存している模様。自分たちの自然のアウトドアをうまくそれぞれのライフスタイルに溶け込ませているからこそ、こういう発想になっていく。これからの日本の地方都市の良い見本とも言うべきやり方だ。


デュランゴ滞在最終日は朝一からトレイルへ!なんと、地図を見たら今回宿泊したモーテルの裏手がすぐに極上トレイルで、モーテルから走って五分でトレイルに入れるお手軽さだった。




良く整備されたトレイルヘッドで地図の看板もあり。今回はMTBが置いてあるだけで、バイカーには出会わなかったが、ここのトレイルはMTB乗り入れもOK!

細かいトレイルが多いが、地図を見なくても行けるメインのトレイルには分岐毎に親切な看板もある。


町から近いだけあって、六甲山のように犬の散歩の方とかも多い。








次の町へ移動しなくては行けなかったので、Animas Mountainの山頂トップまでは行けなかったが、とても走り易く、デュランゴの町が見下ろせる素晴らしいトレイルだった。アウトドアショップやバイクショップでは、もっと山の深くまで入って行く人向けに、こんな詳細マップも売っていた。singletrack mapなんてホンマにシャレたネーミングを付けるよね。
デュランゴ、次回は腰を据えてもっと多くのトレイルに足を運んでみたい。やはり、コロラドはアウトドアのライフスタイルをやるなら最高のエリアですな。