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2013/11/20 The Memphis Tour Of Boz Scaggs in OSAKA

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この日は楽しみにしていたBoz Scaggsのライブ!山から急いで帰って、尼崎アルカイックホールを目指した。今年リリースされたオリジナルアルバム「Memphis」のボズが得意とするブルース系のシブい曲を中心としたライブ構成だと思いきや、のっけから自分のマイフェイバリットでもある「Middle Man」からのFunkな一曲JOJOをオーブニングにもってきてビックリ!saxphoneのソロが最高だった。





その後は、Memphisからの新曲を何曲か演り、オリジナルアルバム未収録のベストのみに収められていたMiss Sun、青いジャケットがあまりに有名なボズの大ヒットアルバムでもあり、TOTメンバーとの交流が深くなった「Silk Degrees」からの曲が連発!


ジャンプナンバーが続き、Georgia、What can I say、Low Down、Lido Shuffleでオーディエンスは興奮状態!


このHarbor Lightsも後半のサンバ調に展開していく構成が、今回のライブではどうなるか聞いててかなりワクワクしていたが、エレピソロやギター、サックスなどが連発する最高な展開。良かったわー。


エンディングは予想していたがWe're All Alone(笑)お決まりのバラードでもあるが、学生時代に良く聞いたので、あらためて生で聞くとかなり感動。


もちろんこれらのアルバムは自分はリアルタイム世代ではないが、その世代の方々は青春時代を思い出す泣いて喜ぶ選曲。自分のリアルタイムは「Other Roads」からで、B.コールドウェルとの共作「Heart Of Mine」「The Night Of Van Goho」も名曲だった。個人的には、TOTOのJeff Porcaro、Michael Omartian、Jay Graydon、Ray Parker Jr.などのマイフェイバリットなスタジオミュージシャンらと作り上げたアルバム「Down Two Then Left」からもせめて一曲は演って欲しかったが、Memphisというブルース系の曲らに合わせた選曲構成でいくと、そぐわなかったのかもしれない。

日本のアツい声援でアンコールも二回も出てきて、ブルース色濃厚なニューオリンズ寄りの曲を演ったりと全体的に最高のライブだった。日本ではどうしてもボズというと、We're All Aloneの大ヒットでバラードのSweetなイメージがつき過ぎているのも、逆に考えると勿体無い感じ。元々はDuane AllmanとのBluesやR&Bから始まりバリバリのブルースマンであり、Johnny BristolとのSoul、MIchael Omartian、David paich、David Foster、Jay GraydonらとのFunk、AORへの自分の音楽スタイルを大切にしながら、時代に合わせた音作りをしてきた素晴らしいミュージシャン。あー、あのバラードのボズね!では決して片付けて欲しくない実にカッコええダンディなMR.SanFrancisco。The Memphis Tourとして、東京と大阪は終了したが、これから名古屋と広島公演があるようなので、素晴らしい「音楽」ぜひ堪能してみては。


個人的に一番感動した曲はMIss Sun!TOTOのD.ペイチとの曲だが、オリジナルアルバムに入っておらず、「HITS」というベストアルバムのみ収録の名曲。あのAverage White Bandや本家TOTOもカバーしていたが素晴らしい曲で、Lisa Dal Belloとのヴォーカルの掛け合いも、今回のライブではよりパワーアップさせて演じていた。キーボード好きとしては、このMiss Sun やLow Downでのエレピソロがかなりヤバかった!

Thanks and Respect Boz!!!
by skyhighmw | 2013-11-21 13:52

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