2013年 12月 02日
Mountain Running in Shodoshima 小豆島 Day.2
二日目は朝一番から東側の橘という港町から千羽ヶ岳へ向かう。
アプローチしてから数十分で岩の基部に取り付く。昔使われていた錆びたリングボルトが多く岩に見える。
大きな岩壁を巻くように登山道の巻き道はきちとんあるが、今回はマウンテンランニング向けの固そうで良さげなポイントから岩に取り付き高度を上げていく。この辺の岩質は安山岩っぽく柱状になっており、フリクションの効くシューズであると登りやすい。
親指岳と千羽ヶ岳。このスケール感は日本離れしていてハンパない!
上部のスラブはこれぞスクランブリングという絶妙な走れる斜度の岩壁!これだけ長い距離の岩を走り上がれるエリアは日本ではなかなかないね。
千羽ヶ岳山頂を踏み、後半は南側に向かって快適なシングルトラックを走り降りて行く。このセクションがまた走るのには最高なトレイルだった。
シングルトラックからは林道に入りひたすら下り続けるが、林道もこんな快適な紅葉を見ながらなので苦にならない。
小豆島にはお遍路さんのお地蔵さんやオリーブが沢山。オリーブはホンマに至る所に植えてあってビックリ。
橘の町に戻ってラウンド周回するためのこのお遍路みちを探すのにちょい時間がかかった。
峠を越えて海に下り橘の集落を目指すお遍路道で、このトレイルがまたバツグンだった。
無事にラウンドして橘に戻ってきた。ハンパないスケール感の岩が登れて、快適シングルトラックあり、お遍路道ありの盛り沢山のコースが設定できて大満足。日本を代表するマウンテンランニングコースですな(笑)
遅めのランチを草壁港にある讃岐系うどん屋さんで食べた。うどんがなかなかのコシがあって満足!
暗くなる前に2nd Sessionということで、前日行けなかった寒霞渓の東側に位置する星ヶ城山へ向かった。寒霞渓道路の東端のいかにも昭和の遺物と化していた太陽の丘という場所に車を駐車して寒霞渓山頂ロープウェイのピストンをしてみた。
星ヶ城山までの道程は今は人がほとんど歩いてなさそうでルートファインディングが少々わかりにくかったが、その分、地面の落葉フカフカ度はバツグン!
瀬戸内海最高峰816.7mの星ヶ城山、三笠山を経由して寒霞渓山頂へ向かって走った。アップダウンはちょこちょこあるものの素晴らしくトレイルランニングに適したエリアだった。
大賑わいの寒霞渓ロープウェイで温かいおしるこを食し、身体を温めてから再度ピストンで太陽の丘を目指す!帰りは元来た同じトレイルだが、紅葉と落葉に、人が全くいないのでハイテンションで走る事ができる(笑)
この日の晩は少々早めの忘年会(笑)漁師さんがやっている料理民宿で一泊させていただいたが、写真の通りで言葉は要らな(笑)新鮮なお造り、渡り蟹、白砂海老などの魚介類で盛り沢山。この価格でハンパない美味さとボリューム。一日二組しか取らないという宿だけあって、マジでヤバかった・・・