2014年 03月 27日
兵庫県 明神山 Mountain Running 2014/03/25
週末と前日の仕事の疲れが残り、この日は朝寝坊。本当は一泊二日で和歌山方面の山に行く予定だったが、予報によると水曜日は全国的に大雨だということで、前回、妻と二人で風邪のため登山口まで行って敗退した兵庫県夢前町の播磨富士と呼ばれる明神山へ行ってきた。
芦屋川から1時間半もかからずに登山口に到着。目の前に見えているのが播磨富士明神山。
登山コースは非常によく整備されており、西側からAコース、Bコース、Cコースと命名されている(笑)現在、Dコース、Eコースは荒廃しており立ち入り禁止らしい。時間があれば遠回りの大明神コースというのがあったが今回は午後出発なので次回のお楽しみということで。
今回の登りはCコースで上がったが、所々、スクランブリングセクションが多々あり、アスレチック感覚でスラブクライミングができてオモロかった。
帰りはAコースで下山。整備されてる感が少々あるけど、ビギナーが岩に慣れるのには実に良い山。ただ、個人的に虎ロープが多く、岩場での足を置くスタンスにまでペイントがされているのが少し気になった。これだと、自分自身で考えて山道のルートを進まないし、良いライン取りという技術がなかなか身に付かない。「安全」という言葉で自然に手を加えるという事はバランスは非常に難しいことであるが、過剰にやり過ぎると、遊具同様に過保護になってしまう。何事も自然の中に人が立ち入るということはリスクが生じるもの。人工物をいかに少なくミニマルにできるか?いろいろな考え方があるが、各登山エリアにおいてのこれからの整備の仕方を考えていくべきであろう。
ただ、登るとこの明神山はローカルの方々が実に大切にしている山だということが分かる。テク二カルハイキングスクランブリング、岩登りに興味がある方は行って損は無い山であることに間違いない。A,B,Cコースであれば、まず迷う心配も無いであろうし、景色も抜群!これからの雨後の季節はヒルが出るらしいので気をつけて!