2014年 04月 09日
大分県 国東半島 津波戸山 Mountain Running 2014/04/02-04 Day.2
曇りだった天気予報が急変して、午後から雨が降る予報となり、スクランブリングは雨の中は危険なので午前中勝負で山に出かけた。
ここ津波戸山は、国東ロングトレイルのエリアではないが、とても気になる岩山。登山口もよく整備され、多くの車が駐車できるスペースがあった。林道を少し登って行くと、左手にギザギザした岩尾根の稜線が見えてくる。
いつ位に作られたものなのかは定かではないが、所々にある石仏や苔の緑を堪能しながら谷をしばらく登っていく。
岩尾根の稜線に出てからは、500m程の低山とは思えない景色とアドベンチャラスなトレイルの連続。登ったり、下ったり、落ちたら完全にアウトのセクションも多くありながらも、その所々に石仏が点在しており、以前に訪れた小豆島や奈良県の大峰奥駆のような感じ で日本でしか体験できないトレイル。
そうこうしているうちに、水月寺跡に到着。小さなお堂が避難小屋代わりになっており、ここに涸れることがないという湧き水が壁の中から湧き出ている。冷たくて非常に美味しいお水で、こんなところで天然の水を補給できるのは実に助かる。昔の人もかなり重宝していたに違いない。
水月寺跡から山頂は近い。山頂までの尾根道は、今までのテクニカルな岩尾根が嘘のように実に快適で走り易い。
山頂周辺は展望の良いところがいっぱいあり。もう少し天気が良かったら遠くの山々や海がきれいに見えたのだろうが、雨が降っていないだけラッキーやね。
帰りもピストンではなく、異なるテクニカルなトレイルで降りていけ、うまくラウンドできて実にオモロいエリアだった。週末であれば、登山者がやって来るのかもしれないが、それでも場所柄、のんびりと山と向き合えそうな静かな山に違いない。テクニカルなエリアの緊張感に、通過後のホッとした時に現れる石仏さんの顔が何とも日本らしくて良い。
駐車場に戻る頃には、すごいタイミングで大粒の雨が降ってきた。この雨をあの岩場の通過時にくらったら、キツいわなーと思いながら、後半にすれ違った大荷物を背負った登山者のパーティを思い出した。大丈夫かな・・・
天気がもてば、次のお山にと思っていたけど、かなりの大雨が降り続けていたので、諦めがつき、近くの宇佐の街にランチを食べに行った。もちろん、唐揚げ食べ歩き(笑)唐揚げグランプリに一位に輝いたというお店や唐揚げ発祥のお店というところで食べたが美味かったー。
辛いものを食べたので、次は甘いものということで、ローカルのケーキ屋さん「ぶどうの森」というところに行ってみた。正直、あんまり期待はしていなかったのだけれど、これがまたコーヒーにケーキとビックリするほどどれも美味しかった。シュークリーム、ロールケーキ、レモンケーキと食べたけど、甘党にはたまらないものばかり。ココはオススメ!
雨も止まないので、お寺を観光したりして、早めに宿に帰りゆっくり温泉浸かって、お楽しみの夕食。蕗薹の宿ココマジでヤバいです(笑)温泉最高やし、料理がホンマに美味い!!!久々にゆっくりみんなでお酒を自分としては沢山飲んでそのまま撃沈・・・
Day.3に続く・・・