2014年 05月 19日
愛媛県 石鎚ロングトレイル Fast Packing Day.1 2014/05/08-10
今回は二泊三日の予定でNobuと共に、山と高原地図ー石鎚・四国剣山ーの端から端までのトレイルを東から西へと縦走するファストパッキング。新緑とアケボノツツジ狙いの石鎚山調査で、運が良ければシャクナゲも見れればと思ったが、さすがに早かった(笑)
まずは芦屋から早朝に車を飛ばし伊予土居駅へ向かい、駅前のスペースを地元の方と交渉し、三日間車を駐車させてもらえた。予定としては、この駅から登山口に向かい、石鎚ロングトレイルで堂ヶ森まで縦走し下山後は予讃線の電車でこの伊予土居駅まで帰ってくる行程。
伊予土居駅前にちょうどシブいタクシー屋さんあり(笑)ここから、国道131号経由で二ツ岳を目指し、中ノ川登山口までタクシーで行ってもらう予定であったが、結局、中ノ川登山口までは土砂崩れにより車では入れず、手前でおろしてもらった。
タクシー下車後は、林道をハイキング&ジョグで進む。浦山川沿いはスゴいきれいな清流でしかも課題が設定出来そうなボルダーがそこかしこにあった。涼しそうだし、これは開拓ボルダラーは価値ありっす(笑)
いよいよ、これから行く二ツ岳、黒岳の山々が遠く見えてきた!
林道を進み、やっと本登山口に到着!しかし、看板の「実働」って!?(笑)確かに、林業の方々が行く場合は登山というよりは「働く」っていうことになるのかな?(笑)
峨蔵越手前で美味しい谷水を補給。ここから先は、肉渕林道側に少し下ったところで谷水を補給できるようだが、二ツ岳の縦走路に入ってしまうと全く水の補給ができなくなるので、予備を入れて一人2.5㍑ほど水を入れておく。
峨蔵越から二ツ岳までの岩場混じりの稜線がちょうどアケボノツツジオンパレードで実に美しかった。
鯛ノ頭と呼ばれる見晴らしの良い岩場。もちろん先端まで登りました(笑)
#inochigake 気の利いた看板も発見!(笑)
これから行く黒岳、赤石山系の山々の稜線が遥か遠くに・・・
二ツ岳、エビラ山、黒岳までの区間がなかなかのアドベンチャラス度。岩場あり、ブナあり、泳ぐような薮漕ぎありのバリエーション豊富な楽しいトレイル(笑)
黒岳到着!!
黒岳から権現山までのトレイルもアケボノツツジがきれいなセクションも多かったが、それ以上にこれまたハードな笹薮スイミング(笑)結局、二ツ岳からこの権現山までのセクションはバリエーション山歩きテキにはオモロかったけど、マウンテンランニング的には薮漕ぎがハード過ぎて走れないという調査に終わりました(笑)コースタイムも予想していたより、薮漕ぎのおかげでランどころではなく、たいして短縮することはできなかった(泣)
権現山からビバーク予定の赤石小屋までは、薮漕ぎとは無縁の快適なトレイルが続くが、この辺ですでに標高1,600m前後で、この頃からちょうど天候が急変。雨は降らなかったが風がかなり強くハードシェルを着てちょうど良かった位の気温まで下がっていた。
赤石山荘に暗くなる前に無事に到着。山荘裏手でここらでは貴重な湧き水が汲める。普段はこの小屋は事前連絡をしておけば素泊まり可能。ここで水を汲んでから、適当にどこかでビバークをしようと思っていたが、小屋から声が聞こえて熊本から来ていたご夫婦が宿泊ということ。何でも2,000円を封筒に入れて、ポストに入れておけば泊まれるようなので、これも何かの縁なので、お言葉に甘えて小屋内でシュラフで寝させてもらった(笑)現在Nobuのご両親が熊本に居るということで、話しが盛り上がり小屋の夜が更けていった・・・あっ、オレは熊本弁が聞き取れなくてノブまかせの会話でしたが(笑)
Day.2に続く・・・