2014年 11月 20日
金勝アルプス Mountain Running 2014/11/18
高速道路新名神から見えたりして、前々から気になっていたが、あまりの近さでつい後回しにしてしまっていた金勝アルプスに寒くなる前にスクランブリングがてら走りに行ってきた。
金勝アルプスというネーミングが山の人たちの間では有名だが、近江湖南アルプスとも呼ばれていたりする。JR草津駅からのバスなど、比較的、公共機関でも行き易い場所のようだが、何だかんだで自家用車が時間も気にせず行き易い。今回は上桐生という駐車場に車を置いて、ラウンド周回コースをとってみた。駐車場に到着するわ、雨が降り出しヤバい...という感じだったが、少々の降雨のみで止んだので、そのままスタート!のっけから感じの良いシングルトラックが続き、最初からテンションアゲアゲ(笑)
よく整備されたトレイルを進むが、途中で何カ所も感じの良い花崗岩の滝や水場が出てくるので飽きずに進める。しかも、びっくりするほどに水が透明できれい!
北谷線というトレイルで各自トレーニング状態でヒルクライムして、鶏冠山へ!
北峰縦走線という縦走メイントレイルを進むが、ココがまた景色抜群で最高!標高は500m前後なのだが、芦屋ロックガーデンの巨大version、宮崎県大崩山のミニスケール(笑)といった感じ。琵琶湖と大津市街を見下ろしながらの岩尾根稜線トレイルが全然走れるので超気持ち良い。
天狗岩周辺が比較的硬い花崗岩で色々なセクションでスクランブリングが可能。
耳岩と呼ばれるボルダー群も立派でなかなか遊べます。白石峰から竜王山(604.7m)までピストンしたが、このセクションも終始走れるトレイルで極上!
重岩、国見岩を通り、奈良時代後期から平安時代に彫られたと言われる狛坂磨崖仏を見たが、このエリアに来たら必見!わざわざ行く価値ありの非常に状態の良い磨崖仏。
狛坂線トレイルを下り切り、南谷林道というトレイルでどんどん高度を下げていくが、林道という名前にしとくのは勿体無いほどに気持ち良いセクションだった。
せっかくなんで、全てのトレイルを調査しとこうということで、また登り返して水晶谷線を登る。いくつもの谷を徒渉していくが、シューズを濡らすほどではなく、水の透明度もきれいで美しい。おそらく何処でも飲めそうな位にきれいに透き通っている。
最後は天狗岩線にてテクニカルだがひたすら走りまくれるオモロ過ぎなシングルトラックをダウンヒルしてスタート地点の上桐生駐車場まで戻ってゴール!絶えず、きれいな水の谷沿いをダウンヒルしていくので、雨の日はかなり困難になるかもしれないが、走れるトレイルでハンパなくオモロい。しかも、暑い日はどこでもドボンできる程に透明度抜群な天然プールが至る所にあり!
市でもよく整備しているようで、六甲山のように緊急時のコールポイントが記された地図の看板も至る所に設置されており、非常に素晴らしいトレイルであった。これは近くにあったら、絶対通ってしまいそう(笑)大津市内からも近く、新名神高速からも岩峰群がよく目立つので手軽に行き易いはず。恐ければ岩は登らなくても良いけど(笑)岩好きにはたまらない遊び場でスクランブリングの醍醐味が手軽に味わえる一級品の低山っした!