2014年 12月 05日
静岡 OMM JAPAN RACE 2014/11/28-30 Day.2
いよいよレース当日!今回は福井県小浜市在住のOBAMA中辻とタッグを組んで野生児コンビとしてOMM RACEに挑んだ(笑)UKでは1968年から45年続く記念すべき山岳マラソンレースの日本での第一回レースがいよいよ開催!
レースはAM6:30より一分毎に、名前のあいうえお順でスタートした。朝から生憎の雨でレインウェアを着てのスタート。運営スタッフらは「最高のOMM日和ですね!」と人ごとかい!(笑)というか、それだけ本国UKでは悪天候の天気での開催が当たり前で、そういうハードコアな気象条件においても、走れてナビゲーションできて衣食住を全て背負い山の中で一泊して速く帰ってきた者がKingという山岳レースなのである。なんか後ろにヘンなヤツ居るけど誰だったか思い出せない・・・(笑)
NOMADICSのチヨちゃんに、以前、日本のレースは特にストレートはナビゲーションは難しくしないですよーと聞いていたので、特に心配はしておらず、前もっての地図読み練習も全然していなかったが、当日のレーススタート後に配布された地図を見てビックリ(笑)トレイルランニングではなく、完全にオリエンテーリングだな(笑)特にスタートから最初の前半は6つのチェックポイントから、好きなポイントを4つほどチェックして次へ進むというルール。もちろん、どこから行ってもどこからどう行こうが自分の好き勝手に自分のナビゲーションで進むことになる。実は小学生の時にオヤジの影響でオリエンテーリングをやっていたことがあり、その時以来かな(笑)
ビミョウにBを見つけるのに時間がかかり、Dも手前の尾根を先に探してしまい結構ロスタイム。コンパス直進はどうってことはないが、25,000地形図での距離感がかなり鈍っており、ここ何年もずっと走ったり、シビアなナビゲーションをしてなかったおかげで、どうも細かい距離感が割リ出せず苦労した(泣)
激しく降る雨のおかげで良い写真も撮れずじまいで残念。天城山系の稜線であまりのブナのきれいさで面倒ながらも写真を撮った。ココはあまりのフカフカトレイルとブナのきれいさでテンションアゲアゲで走りますか!ってな時に、九州からのSoh&Takakiチームに、このセクションはラン禁止だそうですと言われ、よく地図を見てみるとそう書いてあった。いきなりテンションDOWN(泣)(笑)
天城山系の縦走路を気持ち良くひたすら早歩きで進み、次のCP8まで向かうのだが、ここで二人ともに林道はなるべく走りたくないよな。男なら直進だろテキな意見が一致して、ココらで最高峰の万三郎岳(1,405m)を経由して、先の尾根から一気に下りて沢に出て、林道にブチ当たる作戦をとった。しかし、下りたらあまりの急さと地形図には出ていない岩場ゴロゴロ状態(笑)しかも、雨の降りは強くなるし、当然、誰も足を踏み入れてないだろうテキな感じで、全ての岩には緑の滑る苔オンパレード(笑)岩を避けようと隙間の落葉に足を置こうならば、フカフカ落葉で埋まる埋まる。それまでが長い時間の林道ランニングだったので、このワイルドなセクションはかなりオモロくテンションアゲアゲだったが、やはりかなりの時間ロスだった(笑)
ここまでのセクションまでずっとOMM / Aether Jacketを着っぱなしだったが、やはりe-ventは快適!ダブルジッパーのおかげでベンチレーションも容易だし、何よりこの軽さがGood!!寒さでコレが無かったら確実に死んでます(笑)OMM RACEだからこそ、真価を発揮してくれるね!
CP11までの堤口川までの下りるルートでも、そこそこの快調スピードで走り過ぎて手前のトレイルを行き過ぎて再度登り返して時間ロスをするなど、走っていると距離感がわかりずらくてミス多し(泣)
浅間山山頂に着くと、見たことある顔のチームが(笑)どうやら、ロストしてここまで辿り着いたらしい(笑)みんな楽しんでますなー
うちらはそこそこ軽い装備なんで走るセクションになったら抜かしては、コースミスにより抜かされてと、絶えず中盤から顔を合わせていた高島夫婦混合チームもホンマにOMM一日目ではお世話になりました(笑)
久々のナビゲーションによる直進やらで二人でテンション上がって、ふと時計を見ると何気に制限時間9時間ってヤバくないか!?テキな話しになり、最後もよー走った(笑)結局、9時間制限で8時間16分って!?そこそこ走ってこの疲労感でこのギリ的なタイムはどんだけナビゲーションでヘマしてるかが・・・
まずは一日目は無事にFINISHして、ビバーク&ディナータイム!このレースは通常のトレイルランニングレースでは考えられないかもしれないが、衣食住を自分自身で考えそれを全て背負い、寝泊まりして二日目のレースに備えるというもの。もちろん、ほとんどの人たちが軽量化でフリーズドライフーズなどが多いが、中には焼き肉なんかをしてたツワモノもいたらしい。軽量クッカー装備でお湯を沸かして、二人でカレーやご飯、スープなど翌日の軽量化を考え食いまくった(笑)
この日の夕方から心配した雨も上がり、夜は月や星も見えて気温もそんなに低くなかったので以下のスリーピングシステムで快適な安眠ができた!
Locus Gear / Khufu CTF3
Black Diamond / Ultra Distance 100cm
Blcack Diamond / Pole Link Converter
SOL / HD Emergency Blanket
SOL / Escape lite Bivy
Sea To Summit / SparkⅠ
Day.3に続く・・・