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OMM JAPAN RACE 2014/11/28-30 Day.3

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雨もすっかり上がり、朝から青空となったOMM JAPAN RACE Day.2どんなコースなのか?一日目のミスをどう挽回できるか!?



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AM5:00起床。まだ、外は暗かったが各選手が各自のシェルターを片付けたり、朝ご飯を作ったりとレース二日目に向けて準備をしていた。こう見てみると、約600名の参加者がこのキャンプ指定地であるどこかのグラウンドに集結して、しかもオートキャンプ仕様の大型テントではなく、ツェルトやコアなテントで寝泊まりしている風景は面白い。そう、なかなか見れるものではないし、マニアにはたまらない風景であり、ある意味、これでサプライズ的なライブでもあれば、コアなフェスなのかもしれない(笑)

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うちらは二日目はAM7:07スタート!

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スタートからいきなり一日目で下ってきた舗装路の急坂を再度登って行く(泣)前日のタイムを短縮するべく早歩きとジョグで進んで行くと、RBRGのkeiちゃんコンビ発見!

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それにしても一日目と違って天気が良くて最高のOMM日和!?CP1をGetして、その先の浅間山直下でOneDropCafeのkomatsu氏と遭遇。なんと!CP1取り忘れたらしい(泣)

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二日目もA-Eの中の3つを選択して各CPを通過するのだが、うちらは快調にB→A→Cと進み、次はCP5へと進むのだが、ここでコースセレクトを迷ったが、男なら最短コースということで発電所から続く階段をひたすら登り続けて目指す尾根に辿り着いた。それにしても、このSteepな階段はヤバかったな(笑)

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ノーマルそうな道沿いのCPさえも、道の上の木の陰に隠してCPが設置されているので、気をつけて地図をチェックしながら進まないとすぐに通り過ぎてしまうので、一日目の失敗を学習して野生児チームにしては冷静に進んだ(笑)

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CPにはオリエンテーリングに使用されるポストが設置され、センサーでチェックしてくれる。

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三筋山からの細野高原のセクションは超気持ち良かった!トレイルで進めばいいのだが、OMMらしいコース取りとカッコええ写真撮ろうということで、わざとススキ野原を直進!(笑)

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その後は、CP10→11と順調に進みFINISHへ!二日目は一カ所のミスを除き、なんとかスムースにでき、一日目のロスタイムが挽回できたかな。結局、一日目が40-50km、二日目が20-30kmとかなりの距離を走り回っていた(笑)おそるべしOMM(オーム)!

この二日目のCPのAとBにおいて、ポストへ行くまでにピストンする箇所でパックを地面へ置いてポストへ向かっているチームをニ組ほど見て、その作戦もあったかと。要は山の縦走やいつものファストパッキングなどにおいて、山頂のピストンや岩場の危ないセクションにおいて、また、戻ってこなければならないルートであると、荷物を持って行っても効率が悪く且つ危険な時があるので、よく分岐点などにデポするのは当たり前のことなので、当然のようにそりゃ良い作戦だと思い、CP10と11において、道端に荷物をデポしてポストを取りに行ったが、途中で誰かに「それ、反則!」と言われて気になったのでゴールしてからルールをチェックしてみた。確かに「競技中は衣食住全ての荷物を背負って行動すること」と記載されていた。OMMのレースの競技としては反則なんかな?レース失格でも、良い経験ができたので別にええけど、人に言われて気分がもやもやしているので書いてみた。登山としてはピストンルートや引き返すルートであれば自分で考えてデポしてやる事は当たり前なのだが、あくまでOMMのレース競技としてはルールを作らないと確かにキリがないのかな。登山からすると、自分の荷物をデポするしないも、次のルート取りによって異なるし、戻って来たり引き返したり、そういう事を考えるのも山での作戦だと思うが、レースにすると色々な取り決めを作らないとダメというのも分かるし難しいね。

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ゴール後の金目鯛のあら汁がマジで美味かった!1,000食分作ったとおばちゃんが言ってたが、美味過ぎて6杯もいただいた(笑)

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結果はOMM JAPAN RACE HPコチラ→
なんとか二日目はスムースに進行できたが、やはり一日目の多くのミスコースとタイムロスが響き、そこそこ走った割にはビミョウな順位だったが、いろいろな意味で非常にオモロいレースだった。あっ、OBAMA中辻ゴメン、失格かも...

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二人ともALTRAで出走したのだが、OBAMA中辻がLone Peak2.0、自分がOlympusとハードな行程でバッチリ活躍してくれた。地図は一日一枚の計二枚だったが、これが参加賞であり非常に良いお土産になった!

個人的にはここ何年もレースや自分の山行を含めて、トレイルランニング、スクランブリングを交えたマウンテンランニングをやってきたが、今回のOMMレースのオリエンテーリング的ナビゲーションをやり、昔の小学生時代のコンパスをふって道無き道を直進する快感を思い出した。これまで、ここ最近はシビアなナビゲーションよりもスピードや楽しくも難しい岩場セクション、距離などに重点をおいていたので、自由なナビゲーションというポイントにおいて忘れかけていたものを取り戻した感じがした。OMMレースのおかげで、より自分のマウンテンランニングライフが広がり、今後の山行やレースの方向性、ビジネスと多岐にわたり考えさせられる機会となったのが非常に有り難い。600名規模の参加者を集めての大規模なレース。しかも、日帰りではなくオーバーナイトという三日間にわたる長いイベント。さぞかし、大変だったと思う。NOMADICSのコミネッター、チヨちゃんをはじめ、このイベントに関わった全てのスタッフ&ボランティアの皆さんありがとうございました!お疲れさまでした!!!

レース終了後、SNS上でもかなりOMM関連で盛り上がっていて、今後こういうナビゲーションを取り入れたレースやイベントなども多くなってくるかもしれない。今までのトレイルランニングレースと比較すると、確かに走力以外の衣食住を持っての行動となるので山の総合力が必要でかなり難易度が高く、山岳レースの最高峰と言えるかもしれない。ただ、UTMF、TJAR然り、コレらはレースはレース。やはり、自分が考える目指す最高峰は自分で自分自身を自然の中で表現する「山行」だと考える。だから、OMM、UTMF、TJARなどの国内のレースは自分自身の様々な能力をUPさせるための最高なトレーニング。次の目標となる「山行」のために、より心身共に鍛える絶好の場ではないだろうか。レースはあくまで自然の遊びの中でのあくまで通過点、それ以上のハンパない「山行」を自分で考え出し、培った経験力で自然の奥深くに分け入ること。それが「山」だよね。

最後に、OBAMA中辻、ホンマに良い経験と最高な時間を一緒に経験できて最高っした!これからもお互いにナビゲーションスキルを上げて(笑)またオモロい山行と海へ出かけましょう!サンキュー!お疲れさんでした!
by skyhighmw | 2014-12-05 20:38 | 静岡県

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