2016年 11月 23日
明神岳 Alpine Scrambling at Myojindake 2016/10/12-13
高所でのスクランブリング経験値を上げるために、今回は穂高周辺のクラッシックルートを一泊二日のファストパッキングスタイルでスクランブリングをしてきた。
前夜出発で岐阜県の平湯峠側から沢渡入り。1時間ほど仮眠してから寒さで目を覚まし、タクシーで上高地入りして、AM7時過ぎくらいから出発。寒いので最初からみんなでジョグをして明神橋まで行く。天気予報通り晴天で気温も上がって来て汗ばんできた。これから向かおうとしている明神岳がカッコよく見える。
踏み跡を辿り、急なガレ場を幾つも超えてひょうたん池へ
東稜の岩尾根から明神岳主稜線を向かうが、あまりの天気の良さに展望の良さ、そして快適な岩稜でみんな顔が緩みっぱなし(笑)あんまり自分は大人数で行く山行は好きではないが、今回は関東から二人、関西から自分入れて三人と計五人で、しかも日頃よりクライミングをメインで活動している連中ばかりなので、話は弾むわクライミングスキル的にも安心して一緒に進めて非常に楽しかった。側から見たら、全員オレンジのヘルメット被って何の軍団なのか(笑)
前半は岩尾根という感じだったが、中盤からどんどんスクランブリングに適したセクションが多く出てきて、スピーディにグイグイ高度を稼いでいくのが楽しくてしょうがなかった。
あっという間に明神岳(2,931m)を越え、さらに北側の稜線を進み、前穂高岳(3,090m)山頂へ到着。明日予定している涸沢から続くギザギザのナイフリッジが続く北尾根が見える。
吊尾根経由で奥穂高岳(3,190m)へ。先ほどのカッコええ北尾根や眼下に涸沢ヒュッテなどのカールが見える。残念ながら紅葉はもう終わりかけ。
午後からは曇ってきて、風も出てきて、影るとかなり寒くなってきた。穂高岳山荘から涸沢キャンプ地まで一気にみんなでダウンヒルして、身支度整えてまだ明るいうちからテントでマッタリ。涸沢ヒュッテのおでんをアテにビール飲んでみんなで山話しで盛り上がり、明日のスクランブリングを考えてはニヤケながら就寝...